JR九州バスの高速バス、「広福ライナー」の乗車記です。博多バスターミナルから広島駅南口まで利用しました。「広福ライナー」は2002年に運行が開始され、JR九州バス、中国JRバス、中国バス、そして広交観光の4社による共同運行です。福岡と広島は山陽新幹線が速くて圧倒的なシェアを持っていますが、「広福ライナー」はWEB割1というお得な運賃で、若者を中心に一定の利用者を掴んでいるようでした。
旅の始まりは博多バスターミナル
今回の旅の始まりは博多バスターミナルです。博多バスターミナルは博多駅から徒歩3分程の場所にあり、1Fが路線バス、2Fが高速バスの到着フロア、そして3Fが高速バスの出発フロアです。バスターミナルの2Fにマクドナルド、ローソン、そしてお土産屋の「博多おみやげや」、B1Fにスーパーの「レガネットキュート」や牧のうどん等のテナントがあり、とても便利です。
広島行き「広福ライナー」は35番乗り場から乗車します。
JR九州バスの「広福ライナー」の気になる車両は?
今回利用したJR九州バスの「広福ライナー」の運行車両は2015年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースです。JR九州バスの高速バスはRED LINER HIGHWAYの愛称で親しまれています。このカラーリングはJR九州の列車で有名な水戸岡鋭治氏によるもので、赤一色のシンプルで存在感のあるデザインです。
JR九州バスの「広福ライナー」の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は8Aです。「広福ライナー」の座席は乗車ドア側が縦9列、運転席側も縦9列の2列+2列の4列シートです。座席はJR九州バスの「桜島号」と同じデザインの鮮やかなブルー系のシートモケットで、車内は明るい雰囲気に包まれています。
「広福ライナー」は4時間半を越える路線ですが、座席にはアームレストがなく、補助席も付いているので、快適さは少し劣ります。
シートピッチは広くて、足元もゆったりとしており、フットレストも完備されています。
各座席にはドリンクホルダーと袋をかけるフックがあります。
各座席にはコンセントが設置されています。
JR九州バスの「広福ライナー」の気になるパウダールームって?
JR九州バスの「広福ライナー」は車内後部にパウダールームという名のトイレがあります。
パウダールームはとても広いスペースで、トイレ、洗面台、そして着替えのスペースがあり、高速バスのトイレとは思えない程に豪華で広い空間です。
福岡から広島までのんびと4時間半のバス旅
博多バスターミナルを7:30に出発します。 福岡都市高速の呉服町ランプから高速道路の旅が始まります。
福岡ICから九州自動車道に合流し、広島へ向けて軽快に走り始めます。
吉志PAで15分程休憩し、関門橋を渡ります。
中国自動車道と山陽自動車道を走り、下松SAで15分程休憩します。
五日市ICで高速道路の旅を一旦終え、広域公園で停車後、沼田入口から広島高速4号線を中広出口まで走ります。
12:02に広島バスセンターに到着し、大半の乗客が降車しました。
広島バスセンターに停車後、城南通りを走り、「広福ライナー」は12:14に終点の広島駅南口に到着しました。
まとめ
JR九州バスの高速バス、「広福ライナー」を博多バスターミナルから広島駅南口まで利用しました。「広福ライナー」はWEB割1のお手軽な運賃で人気の路線ですが、個人的には¥5,900で利用できる山陽新幹線の「バリ得こだま」のほうが利用価値が高いと感じました。「広福ライナー」を利用する際はWEB割1で予約し、ゆっくりと車窓からの景色を楽しみたい方にお勧めの路線です。次回は共同運行会社の「広福ライナー」に乗車したいと思います。
乗車記録
乗車日:2021年2月
運行会社:JR九州バス
乗車区間:博多バスターミナル【7:30】⇒広島駅南口【12:14】
運行車両:2015年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:8A【座席指定制】
乗車券:大人片道運賃 ¥4,250 WEB割1 ¥2,600
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