JR九州バスの高速バス、「フェニックス号」の乗車記です。今回は宮崎駅から呉服町まで速達便の「スーパーフェニックス号」を利用しました。JR九州の担当便は西鉄バスと同様に4列シート車で運行しています。宮崎交通や九州産交バスの3列シート車の方が優れていますが、最新型のエアロエースでのバス旅は快適でした。
旅の始まりは宮崎駅
宮崎駅バスセンターはJR宮崎駅西口に隣接しているKITEN1階にあります。バスセンターでは高速バス乗車券や定期券の購入ができ、待合室も兼ねています。宮崎駅構内に飲食店もあり、バスセンターの横にローソンやお土産屋があります。また、2020年秋に開業したアミュプラザ宮崎で高速バスの出発まで過ごすのもお薦めです。
宮崎駅バスセンターです。こじんまりとしてかわいいです。
福岡行き、「フェニックス号」はA乗り場から乗車します。
乗り場にはベンチもあります。
JR九州バスの「フェニックス号」の気になる車両は？
今回利用したJR九州バスの「フェニックス号」の運行車両は2020年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースです。JR九州バスのコーポレートカラーである赤色を大胆に使ったシンプルなデザインで、とても魅力的なカラーリングです。シルバーがアクセントになっていますね。
新しい令和顔のエアロエースとの相性もかなりイイ感じです。
RED LINER HIGHWAYのシンプルな文字も力強いです。
JR九州バスの「フェニックス号」の気になる座席や車内設備は？
今回利用した座席は8Aです。「フェニックス号」の座席は乗車ドア側が縦9列、運転席側も縦9列の2列＋2列の4列シートです。座席はJR九州バスの高速バスと共通のデザインで、ブルーのシートモケットが鮮やかです。シートカバーはダークブランでシックな雰囲気です。
座席は全席3点式のシートベルトです。
足元にはフットレストがあり、シートピットもゆったりとしています。
シートの間には細いタイプのアームレストがあります。
各座席にはUSBポートが完備されており、無料Wi-Fiも利用できます。
各座席にはドリンクホルダーと袋をかけるフックがあります。
JR九州バスの「フェニックス号」の気になるパウダールームって？
JR九州バスの「フェニックス号」には車内後部にパウダールームという名の化粧室があります。パウダールームは高速バスの化粧室とは思えない程豪華で広い空間で、トイレ、洗面台、そして着替えのスペースがあります。
新型エアロエースで福岡まで快適な「フェニックス号」の旅
11:00に宮崎駅を出発した「フェニックス号」は大淀川を渡り、宮交シティに停車後、宮崎ICから宮崎自動車道に合流し、一路福岡を目指して走ります。
都城北バス停に停車後、大淀川を渡り、最初の休憩地である霧島SAで15分程休憩します。
えびのジャンクションから九州自動車道に合流し、次の休憩地である宮原SAで2度目の休憩です。
宮原SAでの休憩後は九州自動車道を北上し、大宰府ICから福岡都市高速に合流し、千代ランプまで走ります。
千代ランプで高速道路の旅を終えた「フェニックス号」は明治通りを走り、15:26に呉服町に到着しました。
まとめ
JR九州バスの高速バス、「フェニックス号」を宮崎駅から呉服町まで利用しました。「フェニックス号」は運行会社によって3列シートと4列シートの運行便があります。JR九州バスの運行便は全て4列シートですが、最新型のエアロエースは乗り心地も良く、福岡まで快適な高速バスでした。それにしても「フェニックス号」は全便3列シートで運行してほしいですね。
乗車記録
乗車日：2021年6月
運行会社：JR九州バス
乗車区間：宮崎駅【11:00】⇒呉服町【15:26】
運行車両：2020年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席：8A【座席指定制】
乗車券：39運賃 ￥3,970
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