JR鳥栖駅からJR長崎駅まで利用したJR九州の特急かもめ39号のグリーン車の乗車記です。特急かもめは885系で運行される通称「白いかもめ」と787系で運行される「かもめ」の2種類あり、今回は「白いかもめ」のグリーン車でJR長崎駅までの列車旅を楽しみました。
旅の始まりはJR鳥栖駅から
今回の旅の始まりはJR鳥栖駅からです。JR鳥栖駅は九州の交通の要衝として全ての列車が停車します。JR鳥栖駅の歴史は古く、1889年に開設された九州で最初の駅の一つです。現在の駅舎は1903年に建てられ、現在も使用されています。また、中央軒がJR鳥栖駅構内にうどん屋を4店舗運営しており、6番ホームのうどんが一番美味しいそうです。JR鳥栖駅を訪れたら、6番ホームでかしわうどんを食べることを忘れずに!
特急「白いかもめ」
2000年に「特急かもめ」としてデビューした885系は、白くて美しいボディとヨーロッパの鉄道を思わせるデザインが特長的な特急列車です。今年でデビューして20年ですが、885系は日本でもトップクラスのデザインです。現在では博多と長崎を結ぶ「特急かもめ」と博多と大分を結ぶ「特急ソニック」で運行されています。
特急「白いかもめ」のグリーン車
今回も「九州ネット早得3」でグリーン車を予約しました。「九州ネット早得3」はお得にグリーン車を利用できる切符で、重宝しています。ちなみに「九州ネット早得3」で、JR博多駅~JR長崎駅まで¥4,050です。
では、車内に入りましょう。グリーン車のドアにガムテープが・・・。
885系のグリーン車は883系と同様に1列+2列のシート配列です。床はフローリングで、居心地の良い空間のグリーン車です。素晴らしいデザインのグリーン車で、列車とは思えないです。
今回利用した座席は4Aです。レザーシートで高級感もあり、完全にヨーロッパの鉄道のようです。余談ですが、885系でシートカバーが付いている車両は初めてでした。
2人掛けの座席はです。座席の間に白木のテーブルがあるので、隣席が空席でなくても快適に過ごせます。
各座席にはテーブルと窓側の座席にはコンセントが付いています。
885系の読書灯はヨーロッパの街の街灯のようでお洒落なデザインです。
白いかもめ、グリーン車の車内設備
885系で運行される「白いかもめ」の車内設備も簡単に紹介します。トイレは少し狭いですが、清潔できれいでした。
洗面所は十分なスペースがあり、きれいでした。
電話をする際には携帯電話ブースを利用しましょう。ゆったりとした空間です。
JR長崎駅までまったり列車旅
19:17に鳥栖駅を出発した特急かもめ39号のグリーン車に他の乗客はおらず、終点のJR長崎駅まで貸切でまったりと電車旅を楽しむことが出来ました。
19:45肥前山口駅。肥前山口駅は長崎本線と佐世保線の2路線が乗り入れており、特急かもめ、特急みどり、特急ハウステンボスが停車する駅です。
20:36諫早駅。諫早駅は長崎本線、大村本線、島原鉄道が乗り入れており、長崎県内では乗降客数の多い駅です。2022年には長崎新幹線も開業予定です。
20:54長崎駅到着。長崎駅は長崎新幹線開業に向けての工事中で、到着ホームも高架化されていました。
まとめ
JR鳥栖駅からJR長崎駅までJR九州の特急かもめ39号のグリーン車を利用しました。「九州ネット早得3」でお得に貸切でグリーン車の列車旅を満喫し、大満足です。特急かもめで使用される885系はデザインが素晴らしく、デビューから20年経った現在でも魅力的な列車でした。
乗車データ
乗車日:2020年7月
乗車区間:JR鳥栖駅【19:17】⇒JR長崎駅【20:54】
乗車座席:4A
乗車券:九州ネット早得3 グリーン車 ¥4,050
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