JR九州の特急かもめの乗車記です。今回は特急かもめ7号のグリーン車を博多駅から長崎駅まで利用しました。2022年9月23日に西九州新幹線が開業予定で長崎がぐっと近くなりますが、特急かもめの魅力を今のうちに体験してきました。JR九州で最もカッコいい特急列車である885系の魅力や、白いかもめのグリーン車について紹介します。
旅の始まりは博多駅
今回の旅の始まりは博多駅です。博多駅は九州最大の駅であり、多くの通勤客や通学客で賑わっています。平日の通勤時間帯に特急列車で旅に出るのは、いつも最高の気分です。
別府行きの特急ゆふ1号、別府行きが停車中です。2両編成の特急ゆふでのんびりと由布院までの鉄道旅も良さそうですね。
乗車位置で特急かもめ7号を待ちましょう!!
日本で最も洗練された特急列車、885系の白いかもめ
特急かもめ7号は885系で運行されています。885系は2000年にデビューした振り子式の特急列車で、デザインはもちろん水戸岡鋭治氏によるものです。ドイツの高速列車のICE3をイメージしたかのようなデザインは、日本で最もカッコいい特急列車だと思います。
それにしてもデビューして20年以上経っているとは思えないほど、素敵なデザインですね。
洗練された885系、特急かもめのグリーン車
885系で運行される特急かもめのグリーン車を紹介します。グリーン車は1列×2列の3列シートで、12席だけの特別な空間です。高級感のある素敵なグリーン車ですが、「革」の匂いが苦手な方は辛いかもしれませんね。
ヨーロッパの鉄道、特にICEの雰囲気をぷんぷんに感じるデザインは好き嫌いが分かれるようですが、個人的には大好きです。座席は「革」が滑りやすくホールド感がない、という声もあるそうですが、そんなに気にならなかったですよ。
885系の読書灯はヨーロッパの街の街灯のようでお洒落なデザインです。この雰囲気は本当に素敵です。
シートピッチは1,150mmと広く、さすがグリーン車といったところでしょうか。
窓側の座席にはコンセントが完備されており、無料Wi-Fiも利用できます。
各座席には独立した白木のテーブルがありますが、もう少し大きなテーブルがあると便利です。
885系、特急かもめのデッキスペース
885系で運行される特急かもめのグリーン車には電話での通話にぴったりなスペースがあります。ちょっとした息抜きにも使えますね。
885系のグリーン車の化粧室は男女兼用です。清潔でシンプルなデザインですね。
揺れるけど快適な885系、特急かもめの旅
博多駅を出発した特急かもめ7号は鹿児島本線を南下し、鳥栖駅に停車します。そろそろ鳥栖駅で「かしわうどん」を食べたいな〜。
鳥栖駅から特急かもめは長崎本線を走ります。885系の最高速度は130km/hで、鳥栖駅と佐賀駅の区間はその速さを体感できます。まあ、揺れますけど・・・。
肥前山口駅では上りの特急かもめとすれ違います。肥前山口駅は西九州新幹線が開業すると、江北駅へと改称されます。
肥前浜駅を過ぎると、左手に有明海の綺麗な景色を眺めることができます。ですので、博多駅から利用する際はA席がオススメです。今回はD席を予約してしまったので、有明海を見れなかった・・・。
博多駅を出発して約2時間で終点の長崎駅に到着です。
長崎駅ではYC1系が停車していました。YC1系にも乗車してみたいですね。
港街長崎をイメージした新しい長崎駅は、開放的なデザインな建築でとても居心地の良い駅です。
まとめ
JR九州の特急かもめを博多駅から長崎駅まで乗車しました。2022年9月23日に西九州新幹線が開業すると、特急かもめも新幹線にバトンタッチです。日本で最もカッコいい特急列車の885系の特急かもめを長崎まで乗れる機会も2022年9月までなので、乗るなら今のうちですね。885系はヨーロッパの鉄道車両のようで、今でも魅力的な特急列車でした。
乗車記録
乗車日:2021年11月
乗車区間:博多駅【7:53】⇒長崎駅【9:52】
運行車両:885系
乗車座席:グリーン車 1号車 3番D席
乗車券:九州ネット切符 ¥4,650
関連記事
youtu.be
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com