JR九州の特急みどりの乗車記です。今回は特急みどり18号のグリーン車を佐世保駅から博多駅まで利用しました。特急みどりは1976年に急行「弓張」から格上げされて運行を始めた歴史のある特急です。今回は日豊本線で運用離脱も始まっている783系のグリーン車に乗車し、特急みどりの旅を満喫しました。
旅の始まりは佐世保駅
今回の旅の始まりは佐世保駅です。1898年に開業した佐世保駅は佐世保港に面した場所にあり、潮風を感じれる港町の駅です。佐世保駅の東口には商業施設のえきマチ1丁目があり、駅構内には観光案内所があります。
乗車ホームは開放的で、港町佐世保らしいデザインです。
観光案内所です。
駅構内に佐世保バーガーのLOG KITがあり、ご当地グルメの佐世保バーガーを味わえます。
783系で運行される特急みどり
特急みどりは783系と787系が運行を担っていますが、主に783系が充当されています。783系は「ハイパーサルーン」の愛称を持ち、1988年に営業運転を開始した特急列車です。特急みどりで運行される783系は2000年にリニューアルされ、今回利用したグリーン車は普通車から改造された車両でした。
特急ハウステンボスと連結運転されるので、貫通型前面になっています。
特急みどりのヘッドマークのデザインがお洒落です。
特急みどりのグリーン車
特急みどりのグリーン車は1列×2列の3列シートで、12席だけの特別な空間です。全体的に少し古さを感じますが、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気のグリーン車は上質で素敵な大人の空間です。
グレーのシートモケットが落ち着いており、シート幅も広く、ゆったりとした設計です。肉厚の座席はふかふかで座り心地もとても良いです。
座席には大きめの背面テーブルとアームレストに小型テーブルが内蔵されています。なお、コンセントは設置されていません。
更に小さなサイドテーブルもあります。
シートピッチはかなり広く、足元にはフットレストが完備されています。
特急みどりの指定席
特急みどりの指定席は2列×2列の4列シートです。座席のデザインがシックで落ち着いているので古さは感じません。座り心地は柔らかく、座り心地は良いです。
アームレストにはオーディオパネルの跡がくっきりと残っています。コンセントは設置されていません。
シートピッチは標準的で、フットレストも完備されています。
特急みどりのデッキスペース
特急みどりのデッキスペースにはトイレがあり、男性用と女性用に別れています。グリーン車の乗客はB室の指定席を通ってトイレに行きます。
エメラルドグリーンの空間のトイレは未来的なデザインで高級感があり、広くて使いやすいです。
博多駅までグリーン車満喫の旅
特急みどり18号は13:41に佐世保駅を出発します。早岐駅までは進行方向の逆向きに座ります。
13:59に早岐駅を出発します。
14:29に武雄温泉駅に停車します。長崎新幹線の新駅も建設中です。
14:43に肥前山口駅に停車します。
14:53に佐賀駅に停車します。
15:06に新鳥栖駅、15:10に鳥栖駅に停車します。
15:22に二日駅に停車します。
15:34に終点の博多駅に到着しました。
まとめ
JR九州の特急、みどり18号のグリーン車を佐世保駅から博多駅まで利用しました。783系は運転開始から30年以上経過していますが、車両がリニューアルされており、とても快適な特急列車でした。長崎新幹線が開業した後の783系の動向が気になりますので、乗るなら今のうちです。特急みどりのグリーン車は古き良きシックな雰囲気の素敵な特急列車でした。
乗車記録
乗車日:2021年2月
乗車区間:佐世保駅【13:41】⇒博多駅【15:34】
運行車両:783系
乗車座席:グリーン車 5号車4A
乗車券:九州ネット切符 ¥3,850
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