西鉄の高速バス「とよのくに号」、ノンストップ別府行きの乗車記です。始発の博多バスターミナルから鉄輪口まで利用しました。お手頃な運賃と充実した車内設備で人気の「とよのくに号」は別府側のバス停を増やし、利便性の向上に努めている路線です。今回は福岡空港を経由しない始発便を利用し、車窓から眺める風景を楽しみながらの快適なバス旅でした。
旅の始まりは博多バスターミナル
今回の旅の始まりは博多バスターミナルです。JR博多駅に隣接しており、1階が路線バス、2階が高速バスの到着フロア、そして3階が高速バスの出発フロアです。コンビニやスーパー、そしてお土産屋もバスターミナル内にあります。
別府行き「とよのくに号」は34番乗り場から乗車します。
とよのくに号の気になる車両は?
今回利用したとよのくに号の運行車両は2018年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースでした。西鉄高速バスは2018年から高速バスに新デザイン「HARMONY」を採用し、イメージアップを図っていますが、今回利用した「火の鳥」デザインも個人的には好きです。車両後部からの写真しかなくてすみません(汗)
とよのくに号の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は2Dです。とよのくに号の座席ドア側が縦9列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで、車内後部にトイレがあります。
座席は濃いグレーのストライプ柄で、落ち着いた印象のデザインです。フローリング調の床とのバランスも良かったです。西鉄高速バスの中距離路線のエアロエースでは同じデザインで統一されているのかな?
シートピッチは広くて、足をゆっくりと伸ばすことが出来ます。
各座席にはコンセントがあり、フリーWi-Fiも利用できました。
残念な点はアームレストがない点と補助席がある点です。これは西鉄高速バスのマイナス点です。
車窓から雄大な景色を楽しみながらのバス旅
7:31に博多バスターミナルを出発したとよのくに号は、渡辺通りから西鉄天神バスターミナルを目指します。
西鉄天神高速バスターミナルでは宮崎行きの「フェニックス号」と名古屋から到着した「どんたく号」とすれ違いました。
西鉄天神高速バスターミナルで乗客を乗せたとよのくに号は天神北ランプから太宰府インターまで福岡都市高速を軽快に別府に向けて走り出しました。
太宰府インターから九州自動車道を走行し、鳥栖ジャンクションから大分自動車道に入ります。
大分自動車に入ると雄大な景色が車窓越しに現れます。特に湯布院ICと別府ICの間は天気が良ければ由布岳や別府湾の絶景を楽しめます。
別府ICで大分自動車を降り、やまなみハイウェイを5分ほど走ると、10時過ぎに鉄輪口に到着しました。
まとめ
西鉄の高速バス、「とよのくに号」を博多バスターミナルから鉄輪口まで利用しました。「とよのくに号」は別府側の停留所のきめ細やかな設定と天神に直接アクセスできる点で、「特急ソニック」と上手に棲み分けが出来ていると感じました。「とよのくに号」は車窓から眺める雄大な風景を楽しめる点も魅力の路線でした。
乗車データ
乗車日:2020年9月
運行会社:西鉄バス
乗車区間:博多バスターミナル【7:31】⇒鉄輪口【9:56】
運行車両:2018年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:2D【座席指定制】
乗車券:「とりっぷきっぷ別府・ゆふいん」¥5,760 大人片道運賃 ¥3,250
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