JR九州の特急「ゆふいんの森」は、博多駅と観光客に人気の温泉地、由布院駅を結ぶ、素敵な観光列車です。
今回は観光客に人気の、特急「ゆふいんの森」の車両やおすすめの座席、そして見逃せない車窓スポットを分かりやすく解説したいと思います。
※ビュッフェの紹介はしておりません。
この記事はこのような読者にオススメ☆
- 特急ゆふいんの森を利用したい方
- 特急ゆふいんの森のオススメの座席を知りたい方
- 特急ゆふいんの森の車窓スポットを知りたい方
- 特急ゆふいんの森の車両について知りたい方
特急「ゆふいんの森」の運行区間
特急「ゆふいんの森」は博多駅と由布院駅を結んでいますが、一部の列車は別府駅まで運行しています。
由布院駅までの所要時間は2時間14分、別府駅までは3時間16分です。
由布院・別府方面の下りは下記の通りです。
- 特急「ゆふいんの森」1号と5号は由布院駅行き
- 特急「ゆふいんの森」3号は由布院駅経由の別府駅行き
博多方面の上りは下記の通りです。
- 特急「ゆふいんの森」2号と6号は由布院駅発
- 特急「ゆふいんの森」4号は別府駅発
特急「ゆふいんの森」のきっぷを紹介
特急「ゆふいんの森」の博多駅から由布院駅までの通常の片道きっぷは5,190円です。
お得なきっぷは、ネット限定で発売している九州ネットきっぷで、出発日当日でも予約が可能です。
- 博多駅⇔由布院駅 指定席利用⇒4,080円
- 博多駅⇔日田駅 指定席利用⇒1,680円
その他に、九州各地から利用できる「ゆふいんのんびりきっぷ」という、ネット限定の往復割引きっぷもあります。
由布院を感じるお洒落な観光列車、特急「ゆふいんの森」
特急「ゆふいんの森」はモダンなキハ72系と、レトロなキハ71系で運行されています。
キハ72系の特急「ゆふいんの森」
特急「ゆふいんの森」1・2・5・6号は新しいキハ72系で運行されています。
キハ72系は、ヨーロッパの列車のようなモダンなデザインで、多くの観光客に愛されています。
濃いめのメタリックグリーンの色からはお洒落な由布院をイメージでき、素敵なデザインとカラーリングです。
キハ71系の特急「ゆふいんの森」
特急「ゆふいんの森」3・4号はキハ71系で運行されています。
キハ71系は、キハ72系と比べると、少し古さを感じますが、レトロな雰囲気のデザインです。
高原を駆け抜けるリゾート特急のようなデザインは、本当に素敵ですね。
「ゆふいんの森」のロゴのデザインも素敵ですね。
由布院を感じられる、特急「ゆふいんの森」の座席
特急「ゆふいんの森」は全席指定席で、座席の配列は2列×2列の4列シートです。
由布院をイメージした優しい雰囲気のキハ72系とキハ71系の車内は素敵な空間で、由布院までのんびりと、観光列車の旅を楽しめます。
モダンでカジュアルなキハ72系の座席
キハ72系の車内は、高原リゾートをイメージしてデザインされているような雰囲気で、モダンでお洒落な空間です。
深い緑色の座席からは由布院の「緑」や「山」を連想でき、上品でカジュアルなデザインです。
クラシックな雰囲気のキハ71系の座席
キハ71系の「ゆふいんの森」の車内は、クラシックな雰囲気で、レトロな空間です。
キハ71系のほうが、ヨーロッパの観光列車のような雰囲気がして、好きだな〜。
モスグリーンの座席は、由布院の「緑」や「山」をイメージしているようで、癒やしの空間です。
座席のクッションが、ソファーのように柔らかくて、座り心地がとても良かったです。
座席についてもっと知りたい、という方は特急「ゆふいんの森」の乗車記がオススメです。
旅が楽しくなる、特急「ゆふいんの森」のデッキスペース
特急「ゆふいんの森」のデッキスペースは楽しくて、お洒落な空間です。
キハ72系のデッキスペースは、カラフルで楽しい雰囲気がします。これぞ、観光列車のデッキスペースと言った感じのデザインですね。
キハ71系の特急「ゆふいんの森」のデッキスペースは、ウッディーで、森の中にある別荘のような雰囲気がします。
気になる特急「ゆふいんの森」の化粧室と洗面台
特急「ゆふいんの森」の化粧室を少しだけ紹介します。
キハ72系の4号車にある男性用のトイレです。白色を基調にしたシンプルなデザインで、明るい雰囲気です。
4号車のデッキにある洗面台です。洗面台は高級ホテルのようなデザインです。
鏡に照明が付いているのが、ポイントですね。
キハ71系の4号車には女性用のトイレと、男女兼用のトイレがあります。
キハ72系のトイレと同様に、白色を基調とした明るい雰囲気。
ポスターが飾られており、素敵な雰囲気を演出。
特急「ゆふいんの森」のオススメの車窓
特急「ゆふいんの森」に乗って、ゆっくりと車窓を楽しむなら、博多駅から乗車する際は、右側のC、D席がオススメです。
由布院駅から乗車する場合はA、B席がオススメです。
久大本線を走り、うきは駅周辺では耳納連山の雄大な景色を楽しめます。
日田駅に停車する前に、三隈川の車窓を楽しみます。
個人的には、三隈川の車窓がオススメです。
天ヶ瀬駅を通過すると、特急「ゆふいんの森」の一番の車窓スポットである慈恩の滝が見えてきます。
速度を落として通過するので、ゆっくりと美しい滝を満喫できます。
豊後森駅が近づいてくると、伐株山が見えてきます。
伐株山の頂上は広場になっていて、ブランコもあるそうですよ。
豊後森駅を出発すると、右手に豊後森機関庫が見えます。
SLも展示されていますよ。
礼拝堂のような由布院駅
由布院駅の駅舎は建築家の磯崎新氏による設計です。
礼拝堂をイメージしてデザインされた建築は、湯布院観光のシンボルですね。
コンコースには高さ12mの吹き抜けがあり、開放的な雰囲気です。
由布院駅で、特急「ゆふいんの森」の写真を撮ると、絵になりますね。
まとめ
特急「ゆふいんの森」はカジュアルに利用できる素敵なJR九州の観光列車です。
モダンで魅力的なデザイン、湯布院を感じられる雰囲気の車内、きれいな車窓、お手軽な運賃、そして客室乗務員さんによるサービスが、特急「ゆふいんの森」が観光客に愛されている理由ですね。
特急「ゆふいんの森」に乗って、由布院までプチ贅沢な観光列車の旅を楽しみませんか。
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