ユタカ交通が運行するユタカライナーの乗車記です。今回は長崎駅からHEARTSバスステーション博多まで利用しました。長崎と福岡を結ぶ高速バスとして圧倒的に支持をされている九州急行バスの「九州号」がありますが、長崎駅と博多駅をダイレクトに結ぶというアドバンテージがユタカライナーの長所であると実感しました。
長崎駅のユタカライナーのバス停案内
ユタカライナーのバス停はJR長崎駅から徒歩で5分程の場所にあります。周辺にコンビニ等ありませんので、飲食物が必要な場合は長崎駅で購入しましょう。
長崎駅のユタカライナーのバス停はバスターミナルではなく、バス停のみのシンプルなバス停です。九州号は長崎県営バスターミナルから出発するので、長崎側のバス停は九州号の圧勝です。
気になるユタカライナーの車両・車内を紹介
今回は14:15に出発する長崎駅発のユタカライナーを利用しました。14時過ぎにバス停に到着すると令和顔のエアロエースが停車していました。最新鋭の車両を長崎と福岡を結ぶ路線に投入するユタカライナーの本気を感じました。車体のカラーリングは優雅なイメージで、好印象。
それでは車内の座席や車内設備をチェックしましょう。長崎と福岡を結ぶユタカライナーの座席は2列+2列の4列シートで、車内後部にトイレがあります。座席は赤色のシートカバーが特徴的で、シートのデザインも赤色を上手に取入れており、明るい印象です。
今回利用した座席は8Aです。ユタカライナーの座席は運転席側が11列、乗降ドア側が9列となっており、九州号と同じシート配列になっています。
シートピッチは標準的で、ゆっくりと足を伸ばすことが出来ます。
座席をリクライニングした状態です。想像以上にシートが倒れて、ゆっくりと寛ぐことが出来ます。
各座席にコンセントとドリンクホルダーがあります。さらに無料Wi-Fiがあれば完璧なのですが・・・。
車内後部にはトイレが設置されています。
ユタカライナーの気になる運行経路は?
今回利用した長崎駅を14:15に出発するユタカライナーは、HEARTSバスステーション博多まで停車するバス停のないノンストップ便でした。その結果、天神を経由せずに長崎駅と博多駅を2時間で結ぶことが出来ます。
ユタカライナーは長崎駅を出発後、ながさき出島道路を経由して長崎ICから長崎自動車道を走行します。乗車日はあいにくの雨でしたが、天気が良いと大村湾の景色を車中から楽しむことが出来ます。
長崎自動車をしばらく走り、鳥栖JCTから九州自動車に入り、大宰府ICから福岡都市高速を走行します。
福岡都市高速の半道橋出口で降りた後は10分程でHEARTSバスステーション博多に到着しました。HEARTSバスステーション博多からJR博多駅までは徒歩5分程です。
まとめ
ユタカライナーを長崎駅からHEARTSバスステーション博多まで利用しました。「九州号」と比較して認知度が低いため利用客が少なかったですが、利用価値は大いにあると感じました。運行車両は新しく、車内設備も無料Wi-Fi以外は「九州号」と同等ですし、運賃も片道2,000円とリーズナブルです。
長崎駅と博多駅を2時間でダイレクトに結ぶユタカライナーは、今後「九州号」とどのようにして共存していくのか、注目していきたいです。
長崎で宿泊したホテルフォルツァ長崎の宿泊記です。
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