ユタカ交通が運行するユタカライナーの乗車記です。今回は長崎駅からHEARTSバスステーション博多まで2度目の利用でした。九州急行バスの九州号が圧倒的な支持を受けている路線にユタカ交通が2019年に参入したのですが、長崎駅と博多駅をダイレクトに結ぶ路線として、面白い存在になると個人的には考えています。
旅の始まりは長崎駅
ユタカライナーのバス停はJR長崎駅から徒歩で5分程の場所にあります。2度目の利用でしたので、迷わず辿り着きました。
JR長崎駅から長崎駅前交番の方向に道なりに歩きましょう。
交差点を左折して、道なりに進むとバス停があります。ユタカライナーの長崎駅のバス停はバスターミナルではなく、バス停のみのシンプルなバス停です。九州号はバスターミナルから出発するので、バス停の利便性は九州号の勝ちです。
ユタカライナーの気になる車両は?
今回利用したユタカライナーの運行車両は2019年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースでした。2019年モデルとして発表されたエアロエースは新デザインの「ふそうブラックベルト」が採用され、よりシャープな印象になりました。巷では「令和顔」と言われているそうです。前回利用した車両と同じで、運転手さんも同じでした。
ユタカライナーの気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は8Dです。ユタカライナーの座席ドア側が縦9列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで、車内後部にトイレがあります。利用した日は自由席でした。ユタカライナーの座席は高速バスでは珍しく赤色のシートカバーが特徴的で、シートのデザインも赤色を上手に取入れており、ブラックとの相性も良かったです。アームレストがある点も好印象。
シートピッチは広くて、ゆっくりと足を伸ばすことが出来ます。
座席をリクライニングした状態です。想像以上にシートが倒れて、ゆっくりと寛ぐことが出来ます。
各座席にコンセントとドリンクホルダーがありますが、Wi-Fiの設備はなかったです。車内後部にはトイレが設置されています。
長崎駅からHEARTSバスステーション博多までノンストップ
14:15に2人の乗客を乗せたユタカライナーはHEARTSバスステーション博多に向けて走り出しました。バスは長崎駅前を通り、出島海岸通りを軽快に走り出します。
ながさき出島道路から長崎インターを経由して長崎自動車を一路福岡へ向けて走ります。
諫早インターから大村インターを走行中には大村湾の綺麗な景色を楽しむことが出来ます。長崎から福岡まで利用する際はA列の席をお勧めします。
晴天で絶好のバス旅日和でしたが、鳥栖ジャンクションの手前からゲリラ豪雨に襲われました。
鳥栖ジャンクションから九州自動車道に入ります。
九州自動車道の太宰府インターから福岡都市高速に入るころには天気も回復してきました。
福岡都市高速から福岡空港の滑走路を眺めながら、ユタカライナーは半道橋出口で高速道路の旅を終えました。
その後、きよみ通りと筑紫通りを経由して定刻前に終点のHEARTSバスステーション博多に到着しました。
まとめ
ユタカライナーを長崎駅からHEARTSバスステーション博多まで利用しました。ユタカライナーは「九州号」と比較すると、知名度と運行本数が少なくまだまだマイナーな路線ですが、利用する価値は大いにあると感じました。新しい運行車両と充実した車内設備でJR博多駅とJR長崎駅をダイレクトに結ぶユタカライナーの今後に注目したいです。
乗車データ
乗車日:2020年7月
運行会社:ユタカ交通
乗車区間:長崎駅前【14:15】⇒HEARTSバスステーション博多【16:30】
運行車両:2019年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:8D【自由席】
乗車券:大人片道運賃 ¥2,000
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