概要
ホテルモントレは画一的な日本のホテル業界では珍しく、それぞれのホテルに物語を感じることが出来ます。その多くは中世のヨーロッパを現代風に解釈したような建物や部屋で構成されており、宿泊する際はいつもワクワクします。
今回宿泊したホテルモントレ長崎は大航海時代のポルトガルをイメージしているそうで、実際に泊まってみるとフロントから部屋まで長崎とゆかりの深いポルトガルを感じることが出来ました。宿泊料金もリーズナブルで長崎で独特な雰囲気のあるホテルをお探しの場合は、ホテルモントレ長崎を強くオススメします。
アクセス
ホテルモントレ長崎は路面電車の大浦海岸通り停留場から徒歩ですぐの所に位置しています。JR長崎駅からは路面電車で20分程で、今回利用した高速バスの大波止バス停からは路面電車で10分程で、歩いても15分程です。ホテルモントレ長崎は代表的な観光地へのアクセスに優れています。グラバー園、大浦天主堂やちゃんぽんで有名な四海楼までは徒歩で10分程です。また、新地中華街や長崎県美術館も徒歩で10分程で行きます。その他にもホテルから徒歩5分圏内に有名なパン屋や飲食店もあり、海辺の公園までも歩いてすぐです。これだけでもモントレ長崎に宿泊する価値があると思います。
ホテルの外観と共用部分
ホテルモントレ長崎の外観の写真です。ヨーロッパの建物みたいでかわいいです。
もう1枚、建物の写真です。こじんまりとしたエントランスですが、気品を感じます。
エレベーターのフロアを示す針がとてもかわいくて、雰囲気がありました。
客室へと続く廊下です。どことなくヨーロッパのホテルの様ですね。ホテルモントレは本当にホテルの創り方が上手です。いつ宿泊しても感心します。
客室の紹介
今回はスタンダードシングルルームの角部屋に宿泊しました。広さは15㎡で、一人で泊まる客室としては余裕がありました。客室の雰囲気は大航海時代のポルトガルを肌で感じることができるぐらいにヨーロッパでした。客室内の照明もわざと暗めにしており、雰囲気を大事にしている様子がうかがえました。海外に唯一開かれていた長崎で、異国情緒あふれるホテルに宿泊できるなんて、とても贅沢な経験が出来ました。
滞在した客室ですが、雰囲気は抜群に良いのですが、機能面では少々気になることがありました。一番気になった点はクローゼットが部屋のドアから一番遠い位置にあったことです。そしてベッド脇にコンセントがないことと、コードの配線がうまくカバーされずに露出されていた点です。テレビも少し古くて小さかったです。
ベッドの写真をもう1枚違う角度から撮りました。ベッドはふかふかで寝心地が非常に良く、ぐっすりと休むことが出来ました。客室に飾っていた絵も興味深かったです。
デスク周りです。こちらにコンセントやHandyなどがありました。コンセントがベッド脇にあるともう少し使い勝手の良い部屋になると思います。
ホテルモントレ長崎のバスルームは広くて、とても使いやすかったです。バスルームが狭いホテルが多いですが、浴槽も広くてゆっくりと足を伸ばすことが出来ました。
それでは、ホテルモントレ長崎の良かった点といまいちな点を挙げたいと思います。
良かった点
- リーズナブルな宿泊料金
- ホテルのコンセプトがはっきりとしていること
- 客室の雰囲気が最高
- 観光のアクセスが抜群
いまいちな点
- クローゼットの位置
- ベッド脇にコンセントがない
- 少し客室が劣化している
- 床が冷たい
まとめ
ホテルモントレ長崎は異国情緒溢れる長崎でオススメできるホテルです。ホテルのコンセプトがはっきりとしており、旅行先で宿泊したいと思える雰囲気や物語がホテルモントレ長崎にはあると思います。実用面では少し使い勝手も悪いですが、それ以上に客室の雰囲気が優れています。宿泊料金もリーズナブルで観光地へのアクセスも良く、長崎で宿泊する際はホテルモントレ長崎をオススメします。