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JR九州 かもめ26号 885系 グリーン車 乗車記

概要

福岡と長崎を最速約2時間で結んでいる「特急かもめ」は高級感のあるホワイトが印象的な885系とシックなグレーがエレガントさを醸し出している787系の2つのタイプの車両で運行されています。両タイプともデザイン性に優れ、JR九州を代表とする特急電車です。今回は885系のグリーン車を長崎駅から博多駅まで利用しましたが、デザインがとにかく素晴らしく、ヨーロッパの電車で移動しているようでした。

@長崎駅

楽しい長崎旅行が終わり、長崎駅のホームで乗車する特急かもめ26号を待っていたら、先発の787系で運行される特急かもめ84号が停車していました。1992年にデビューしましたが、現在でも第一線で活躍しています。落ち着いたカラーリングと上品なデザインが今でも新鮮です。

特急かもめ 787系

さらに普段は見ることの出来ない「或る列車」が入線してきました。車体に大きく、JR Kyushu Sweet Trainと書いてありました。それにしても豪華な塗装でした。

JR九州 或る列車 JR Kyushu Sweet Train

車両・車内の紹介

今回利用した特急かもめ26号です。2000年にデビューした885系で、デザイン性に優れ、最新型の車両のようでカッコいいです。現在でも特急かもめの主力車両として博多駅と長崎駅を約2時間で結んでいます。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ 

車両の写真をもう1枚撮りました。今回はたまたまサガン鳥栖のラッピング車両でした。883系の車両と比較すると、車両案内のサインが少ないです。ラッピング車両

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ 

それでは、電車内の様子を見てみましょう。883系のカラフルな色の配色とは異なり、車内は上質でシンプルな作りです。グリーン車のデッキにはフリースペースとトイレがあります。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ デッキ

グリーン車は1号車にあり、後ろ寄りがグリーン車、前寄りが指定席となっています。グリーン車と指定席の間にデッキがあるので、迷うことはないです。

それではグリーン車の室内に入りましょう。グリーン車は1+2列配置になっており、座席の幅やシートピッチは指定席や自由席と比較してもかなり余裕があります。乗客も少ないですし、これだけでもグリーン車に乗車する価値があります。それにしても特急かもめのグリーン車のデザインは素晴らしいですね。インテリアデザインとしても完成されています。本当にすごいグリーン車でした。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ グリーン車

それでは座席をチェックしましょう。シートの幅、シートピッチは共に広く、レザーの質感も良かったです。885系のグリーン車はクオリティがとにかく高くて、特に不満点等はなかったです。付加価値の高いグリーン車だと思います。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ グリーン車

一人掛けのシートです。こちらも快適そうですね。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ グリーン車

シートピッチは本当に広かったです。これは快適でした。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ グリーン車

窓側の座席付近にはコンセントがあります。折り畳み式のテーブルもあるので、駅弁や飲み物を置けるのでとても便利です。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ グリーン車 

本当にセンスの良いグリーン車で居心地がとても良く、博多駅まで快適に移動することが出来ました。

特急かもめ 特急かもめ26号 885系 白いかもめ グリーン車

まとめ

「特急かもめ」のグリーン車はインテリアデザインとしても優れていることを実感した2時間程の電車旅でした。グリーン車内の雰囲気、ライティング、シートのデザイン、その全てが高いレベルで実現できているから、885系のグリーン車の完成度は高いんですね。

九州を代表とする「特急かもめ」のグリーン車を利用する方は少なく、終点の博多駅までゆっくりと快適に寛ぐことが出来ました。カッコいい車両デザイン、上質なインテリアデザイン、そして速く快適に移動できる「特急かもめ」は本当にオススメできます。次回、長崎に行く際にはまた利用しようと思います。ちなみに「九州ネット早得3」という切符を購入すると、お買い得にグリーン車を利用することが出来ます。