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こんにちは。bran-travelです。
西鉄バスが運行する高速バス「萩・長門おとずれ号」の乗車記です。
今回は、天神と長門湯本温泉、そして萩を結ぶ西鉄バスの高速バス「萩・長門おとずれ号」に乗車した様子をご紹介します!
「萩・長門おとずれ号」は、福岡と山口の有名な温泉地の長門湯本温泉、そして観光地の萩を結ぶ、観光客向けの珍しい高速バスです。
夜行路線用に導入された3列独立シートに身をゆだね、乗り換えなしで快適に長門湯本温泉や萩に行きませんか?
この記事はこのような読者におすすめ!
- 「萩・長門おとずれ号」に乗りたい
- 「萩・長門おとずれ号」の座席を知りたい
- 西鉄バスの「白夜行」に乗りたい
- 西鉄バスの3列独立シートの路線に乗りたい
- 乗り換えなしで、長門湯本温泉や萩に行きたい

旅の始まりは博多バスターミナル
今回の旅の始まりは、博多バスターミナルです。
博多バスターミナルは博多駅直結の便利なバスターミナルです。
バスターミナルにはコンビニやマクドナルドもあり、博多駅から地下街を通ってアクセスできるので、雨の日も安心です。

「萩・長門おとずれ号」は35番のりばから乗車します。

乗り場付近には自動販売機もあるので、飲み物を買い忘れても安心です。

「萩・長門おとずれ号」の予約方法と運賃
「萩・長門おとずれ号」は座席指定制の高速バスで、事前に予約が必要です。
予約方法は窓口・電話予約・ハイウェイバスドットコムと発車オーライネットでWEB予約が可能です。
大人片道運賃のみ、曜日によって運賃が異なるので、予約の際は注意しましょう。
運賃(2025年10月現在)は以下のとおりです。
- 福岡⇒萩4,900円(金土日祝・繁忙期)
- 福岡⇔萩4,500円(月曜日~木曜日)
- 福岡⇒長門湯本温泉4,500円(金土日祝・繁忙期)
- 福岡⇔長門湯本温泉4,000円(月曜日~木曜日)
「白夜行」な西鉄バスの「萩・長門おとずれ号」
今回、萩まで利用したバスは、2014年式の三菱ふそうのエアロクィーンです。
元々、夜行路線向けに投入された「白夜行」で、カラーリングからも西鉄バスのフラッグシップらしさを感じます。

西鉄バスの高速バスに対するこだわりと誇りが感じられる、素敵なデザインです。

デザインは太陽の塔をモチーフにしているようですが、有名なアーティストの作品なのかな?

乗車ドアには、路線名と運行区間が表示されていて、こうした細やかな心配りも嬉しいです。

気になる「萩・長門おとずれ号」の3列独立シートはどんな感じ?
西鉄バスの「萩・長門おとずれ号」の座席は3列独立シートで、車内中央部分にトイレが設置されています。
元々、夜行路線用に投入された車両なので、全体的にシンプルで落ち着いたデザインになっています。

座席の色は濃いグレーで、上品な印象で、個人的にも素敵なデザインだと思います。

座席をフルリクライニングすると、ゆっくりと寛げます。
夜行バスとして使われていた時と同じ仕様で、長門や萩までのバス旅も快適に過ごせそうですよ。

シートモケットは細かいドット柄で、シックな雰囲気。

可動式の枕が付いているヘッドレストはクッション性も良く、とても快適です。

シートピッチは3列独立シートとしては標準的な広さで、ゆったりしています。

フットレストは足置き台のタイプで、靴を脱いでリラックスできます。
さらに、足置き台の先が空洞になっているので、身長が高い方でも足を伸ばしやすい構造です。

各座席にはレッグレストも装備され、座り心地も良くなります。

足置き台とレッグレストを組み合わせると、かなり快適そう。

肘掛けの下にはコンセントがあり、約4時間のバス旅も安心して楽しめます。

ドリンクホルダーは前の座席の肘掛け下にありますが、手を伸ばす必要があります。

座席の頭上にはエアコンの吹き出し口があり、風量の調整も可能。

車内中央部の階段を降りたところにあるトイレは、少し狭さも感じますが、清潔に保たれています。

車窓も見どころな「萩・長門おとずれ号」の旅
「萩・長門おとずれ号」は博多バスターミナルを8時6分に出発。
萩・明倫センターまでの所要時間は約4時間です。

住吉通り、渡辺通りを経由して、西鉄天神高速バスターミナルへ向かいます。

西鉄天神高速バスターミナルを8時25分に出発。
天神から萩・明倫センターまでの所要時間は、およそ3時間40分です。
西鉄天神高速バスターミナルからは2名が乗車し、この便の乗客は合計4名になりました。

天神北ランプから福岡都市高速に合流し、一路萩を目指します。
北九州・山口方面行きの高速バスが天神北ランプを経由するって珍しいですね。

福岡市営渡船のフェリーや釜山行きのフェリー「ニューかめりあ」が出航の準備中です。

その後、福岡インターから九州自動車道に合流し、遠賀川付近では、山陽新幹線の線路と並走しますが、今回も新幹線を見れませんでした。

「萩・長門おとずれ号」は、めかりパーキングエリアでおよそ15分間の休憩します。
展望台から眺める関門海峡は絶景で、この路線の魅力の一つです。

関門橋から眺める関門海峡は本当に素晴らしく、この景色を見るだけでも「萩・長門おとずれ号」に乗る価値があります。

中国自動車道から、のどかな景色を楽しめます。
茶色の瓦屋根の家が多い気がしましたが、この地方独特のスタイルなのかな?

美祢インターで中国自動車道を降り、長門湯本温泉を目指します。

美祢線と並行して走る国道316号線からの車窓も見どころが多く、目が離せません。

音信川を渡り、星野リゾートの「界 長門」の建物が見えてくると、長門湯本温泉はもうすぐです。

「萩・長門おとずれ号」は、11時11分に長門湯本温泉に到着します。
バス停から階段を降りると、長門湯本温泉の中心街へ行けます。

日本海の雄大な海の景色も、「萩・長門おとずれ号」の車窓のハイライトです。

11時31分にセンザキッチンに到着します。
センザキッチンは、海の幸が豊富な道の駅で、長門湯本温泉や萩に宿泊したら、ぜひ訪れてほしいです。

センザキッチンに停車後、「萩・長門おとずれ号」は国道191号線を走り、萩を目指して走ります。

橋本川を渡ると、そろそろ降りる準備をしましょう。

12時1分に、昭和レトロが色濃く残る萩バスセンターに到着します。

12時4分に、終点の萩・明倫センターに到着します。
萩観光を楽しみたい方は、終点の萩・明倫センターで降りると便利です。

まとめ
博多バスターミナルから萩・明倫センターまで、西鉄バスの「萩・長門おとずれ号」のバス旅を楽しみました。
「萩・長門おとずれ号」は快適な3列独立シートで、長門湯本温泉や萩に乗り換えなしで行ける魅力的な高速バスです。
まだ潜在的な需要があるのか、試験運行の段階ですが、萩や長門の方々にも利用しやすいダイヤになっているので、これから地域全体で盛り上げていきたいですね。
西鉄の高速バスに乗りたいという方にも、おすすめの路線です。
福岡から長門湯本温泉と萩まで、西鉄バスの「萩・長門おとずれ号」で快適なバス旅を楽しみませんか?
乗車記録
乗車日:2025年9月
運行会社:西鉄バス
乗車区間:博多バスターミナル⇒萩・明倫センター
運行車両:三菱ふそう エアロクィーン
乗車座席:座席指定制
乗車券:大人片道運賃 ¥4,500
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