九州産交バスの「フェニックス号」の乗車記です。西鉄天神高速バスターミナルから宮崎駅前まで利用しました。独立3列シートと偏心3列シートのバスで運行される九州産交バスの「フェニックス号」は4社による共同運行の中でも快適です。「フェニックス号」を利用する際は九州産交バスか宮崎交通の担当便をお薦めします。
旅の始まりは西鉄天神高速バスターミナル
西鉄天神高速バスターミナルは九州を代表とするバスターミナルで、九州の主要都市やや本州の都市に数多くの路線が発着しています。2015年にリニューアルされたバスターミナルは洗練されたお洒落な空間です。バスターミナル内にはスターバックスやローソンがあり、女性用のパウダールームやフィッティングルームもあるので、博多バスターミナルと比較しても快適です。
西鉄天神高速バスターミナルの1階には高速バスの運行情報があります。
宮崎行きの「フェニックス号」は6番乗り場から乗車します。
九州産交バスの「フェニックス号」の気になる車両は？
今回利用した九州産交バスの「フェニックス号」の運行車両は2012年式、日野自動車のセレガです。九州産交バスのカラーリングは通称「サンライズカラー」と言われ、全ての路線で共通のデザインです。力強いカラーリングがカッコいいですね。
元々、本州行きの夜行路線用に投入された車両なので、床下のトランクには乗務員用の仮眠室があります。
宮原SAで九州産交バスのなんぷう号と同じタイミングで休憩でした。2台並ぶと迫力が凄い。
九州産交バスの「フェニックス号」の気になる座席や車内設備は？
九州産交バスの「フェニックス号」の座席はドア側と中央列が縦10列、運転席側が縦8列の1列+1列+1列の独立3列シートで車内中央部分に化粧室があります。九州産交バスの運行便は独立3列シートと偏心3列シートの車両が担当しており、快適に寛げます。
今回利用した座席は9Aです。紫と濃いグレーでデザインされた座席はシックで、夜行路線用に相応しいです。この座席に可動式枕があれば完璧ですね。
足元には足置き台とレッグレストが装備されシートピッチも広く、ゆっくりと足を伸ばすことが出来ます。
各座席のアームレストにはテーブルが収納されています。このテーブルが意外と便利なんです。足元にはドリンクホルダーもあります。
各座席にはコンセントが完備されています。
運転席側の車内中央部に化粧室があります。長旅には嬉しい設備ですね。
正直狭いですが、綺麗で清潔なトイレです。
夜行路線用の高速バスで宮崎まで快適な旅
11:15に西鉄天神高速バスターミナルを出発します。宮崎駅までの所要時間は約5時間です。
博多バスターミナルには名物の狭い坂道が・・・。運転士さんは慎重に運転します。
福岡都市高速の千代ランプから高速道路の旅が始まります。福岡空港国際線ターミナルもまた賑やかになってほしいですね。
太宰府ICから九州自動車道に合流します。この付近は春には綺麗な桜で満開になりますよ～。
筑後川を渡ります。
天気も良く、最高のバス旅日和なので、のんびりと車窓を楽しみます。
宮原SAで15分程の休憩です。
宮原SAを出発後は「フェニックス号」は山間を軽快に走ります。
霧島SAで15分の休憩後は、宮崎ICを目指して走ります。
宮崎ICで高速道路の旅も終わりです。意外と遠かったです・・・。
大淀川を渡ると、終点の宮崎駅までもう少しです。
16:11に終点の宮崎駅に到着しました。夜行路線用の車両で快適な高速バスの旅でした。
宮崎駅では熊本行きの「なんぷう号」が停車中でした。
まとめ
九州産交バスの高速バス、「フェニックス号」を西鉄天神高速バスターミナルから宮崎駅まで利用しました。「フェニックス号」は運行会社によって3列シート車と4列シート車がありますが、独立3列シートで運行される九州産交バスの担当便は快適でした。九州の綺麗な景色を車窓からゆっくりと満喫できる点も「フェニックス号」の魅力です。「フェニックス号」を利用する際は九州産交バスか宮崎交通を選びましょう。
乗車記録
乗車日：2021年6月
運行会社：九州産交バス
乗車区間：西鉄天神高速バスターミナル【11:15】⇒宮崎駅【16:11】
運行車両：2012年式 日野 セレガ
乗車座席：9A【座席指定制】
乗車券：39運賃 ￥3,970
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