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こんにちは。bran-travelです。
九州産交バスの高速バス「きりしま号」の乗車記です。
今回は、熊本と鹿児島を結ぶ高速バス「きりしま号」に乗車した様子をご紹介します!
熊本駅から鹿児島本港(高速船ターミナル)まで、のんびりと南九州の車窓を楽しみながら快適なバス旅を楽しみました。
「きりしま号」は3社による共同運行路線ですが、トイレ付きの九州産交バスの便が特にオススメです。
熊本から鹿児島までは九州新幹線が圧倒的に便利ですが、南九州の風景を楽しみたい方には「きりしま号」も魅力ですよ!
この記事はこのような読者にオススメ!
- 「きりしま号」に乗ってみたい
- 「きりしま号」の座席情報を知りたい
- 高速バスで熊本から鹿児島へ行きたい
- 九州産交バスの高速バスが好き

旅のスタートは熊本駅から
今回の旅は、熊本駅からスタート。
熊本駅は建築家・安藤忠雄氏が手がけたデザインで、建築好きにも注目のスポットです。
バスターミナルにはコンビニがないため、事前に熊本駅かアミュプラザ熊本での買い物がオススメ。

熊本駅前のバスターミナルには、トイレも完備されていますよ。

各バス停の前にはおしゃれなベンチが設置されています。

「きりしま号」は7番のりばから出発しますよ。

「きりしま号」の切符購入方法・運賃
「きりしま号」は座席指定制の高速バスで、事前に予約が必要。
予約方法は窓口・電話予約、そしてハイウェイバスドットコムでWEB予約が可能です。
運賃は下記のとおりです。(2025年5月現在)
- 通常運賃⇒大人片道4,100円・大人往復7,100円
- スーパー回数券4枚綴り⇒13,000円
今回乗車した「きりしま号」は元あそ☆くま号の専用車両!
今回乗車した「きりしま号」の車両は、2012年式・三菱ふそうのエアロエース。

九州産交バスの車体は「サンライズカラー」と呼ばれる、紫とオレンジの流れるようなラインが特徴的なデザインです。

以前はくまモンが描かれていたラッピング車両でしたが、現在はその仕様は終了しています。

元あそ☆くま号の4列シートは快適?
九州産交バスの「きりしま号」の座席は2列×2列の4列シートで、車内最後部にトイレがあります。

もともと関西方面への夜行バス「あそ☆くま号」として使われていた車両で、ツートンカラーの座席は高級感があり、シックな雰囲気です。

シートモケットの柄や色合いは落ち着いていて、九州の他のバスではあまり見られないおしゃれなデザイン。

ダークブラウンのシートカバーも、シートモケットの柄とマッチしていて素敵。

ダークブラウンのシートカバーにはくまモンのプリントもあって、ちょっとした遊び心も◎。

なお、最後部に乗務員仮眠室がある関係で、シートピッチはやや狭く感じるかもしれません。

床はフローリング調でナチュラルな雰囲気があり、室内全体の印象も上質です。

座席の前には、便利なドリンクホルダーと荷物を掛けるフックがあります。

各座席にコンセントがあるけど、通路側の座席のコンセントも窓側にあるので、少し使いにくそう。

読書灯を使いたい時は、頭上のボタンを押しましょう。
エアコンの調整も可能です。

シンプルなカーテンは、JR九州の特急列車にも似たデザインです。

トイレは車内最後部にあります。

トイレはやや狭めですが、長距離路線ではあるだけで安心感があります。

南九州の景色を楽しむ「きりしま号」の旅
「きりしま号」は8時48分に熊本駅前を出発。
鹿児島本港(高速船ターミナル)までの所要時間は3時間39分です。

途中で日本有数のバスターミナル・熊本桜町バスターミナルにも停車。

建築的にも魅力のあるターミナルで、立ち寄るだけでも楽しめますよ!

熊本城を眺めながら、益城熊本空港ICを目指します。

「きりしま号」は益城熊本空港ICから九州自動車道に合流します。
渋滞が多い熊本市内を抜けるまで少し時間がかかる印象です。

今日は時折雨が降るあいにくの天気だけど、のどかな田園風景がとてもきれい。

一級河川の緑川を渡ります。

九州の河川は穏やかな流れが多いけど、球磨川は荒々しさと激しさを感じますね。

途中、山江SAで約10分間の休憩がありました。

さらに進むと、えびの市付近で国道221号のえびのループ橋を通過。

えびのICを通過する前に、一級河川のえびの川を渡ります。

「きりしま号」は鹿児島空港を経由するので、溝辺鹿児島空港ICで一旦九州自動車道を降ります。

「きりしま号」は11時37分に鹿児島空港に到着します。
ここで多くの乗客が降車し、「きりしま号」はリムジンバス的な役割も果たしていることがわかります。

その後、12時15分に鹿児島中央駅前に到着。

山形屋の名建築を横目に、終点・鹿児島本港(高速船ターミナル)を目指して進みます。

桜島が見えてくると、そろそろ旅の終わり。

種子島・屋久島行きの高速船を眺めながら、12時27分、鹿児島本港に到着です。

まとめ
熊本駅から鹿児島本港(高速船ターミナル)まで、九州産交バスの「きりしま号」で快適なバス旅を楽しみました!
新幹線の利便性も魅力ですが、車窓を楽しみながらのんびり移動したい方には「きりしま号」もオススメです。
「きりしま号」を利用する際は、トイレ付き&快適シートの九州産交バス運行便をぜひ選んでみてください!
乗車記録
車日:2023年6月
運行会社:九州産交バス
乗車区間:熊本駅前⇒鹿児島本港
運行車両:三菱ふそう エアロエース
乗車座席:座席指定制
乗車券:大人片道運賃 ¥4,100
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