九州産交バスの「ひのくに号」の乗車記です。JR熊本駅前から西鉄天神高速バスターミナルまで利用しました。「ひのくに号」は1962年に特急バスとして運行を開始した九州でも歴史のある路線です。九州新幹線が開業してからも「ひのくに号」の人気は衰えず、現在でも1日に81~85往復している凄すぎる路線です。今回は運行本数の少ないJR熊本駅発の便を利用しました。
旅の始まりはJR熊本駅前
JR熊本駅前の高速バスのバス停はJR熊本駅から徒歩3分程の場所にあります。高速バスのJR熊本駅前バス停はザ・ニューホテル熊本の目の前にあるので、ホテルを目安にしましょう。なお、飲食物やお土産の購入はJR熊本駅構内の商業施設を利用します。2021年4月から熊本駅の白川口駅前広場が完成し、バス停の位置が変わっています。
九州産交バスの「ひのくに号」の気になる車両は?
今回利用した九州産交バスの「ひのくに号」の運行車両は2018年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースです。九州産交バスのカラーリングは通称「サンライズカラー」と言われ、高速バス共通のデザインです。「ひのくに号」は西鉄バスと九州産交バスで共通のデザインを採用していましたが、現在ではそれぞれのデザインで運行されています。
九州産交バスの「ひのくに号」の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は10Aです。「ひのくに号」の座席はドア側が縦10列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで車内後部に化粧室があります。利用客の多い「ひのくに号」は定員を重視し、座席数を増やしているの点は理にかなっています。
座席はブルーをベースにしたデザインで、明るくてポップな印象でした。鮮やかなブルーは車内の雰囲気が明るくなるので、高速バスの座席では定番の色ですね。シートカバーも座席の色に合わせ、ブルーを使っています。
座席のシートピッチは縦が10列だったので、少し狭く感じます。フットレストもありません。
ドリンクホルダーと袋をかけるフックがあります。
各座席にはコンセントが完備されています。
車内後部には化粧室があります。
天神まで「ひのくに号」でスーパーノンストップなバス旅
11:59にJR熊本駅前を出発した「ひのくに号」は熊本桜町バスターミナルを経由して、益城熊本空港ICを目指します。熊本駅から益城熊本空港ICまでは40分程かかり、九州新幹線だと40分程で博多駅に到着することを考えると、この区間が「ひのくに号」の弱点です。
益城熊本空港ICから九州自動車道に合流します。
12:49に武蔵ヶ丘、12:52に西合志に停車し、「ひのくに号」は一路福岡を目指します。「ひのくに号」は途中のバス停からの乗車がとても多く、人気の秘訣はここにありそうです。
鳥栖ジャンクションを越えると、大宰府ICまでもう少しです。
太宰府ICから福岡都市高速に合流し、半道橋出口で高速道路の旅を終えます。
14:13に博多バスターミナルに到着し、住吉通りと渡辺通りを走り、14:29に終点の西鉄天神高速バスターミナルに到着しました。
まとめ
九州産交バスの高速バス、「ひのくに号」をJR熊本駅前から西鉄天神高速バスターミナルまで利用しました。「ひのくに号」は速達性では九州新幹線に敵いませんが、途中のバス停からの乗車が多く、この点が「ひのくに号」の強みだと感じました。個人的には熊本駅や桜町からは九州新幹線、その他のバス停から乗車する場合は「ひのくに号」の利用をお薦めします。それにしても、JR熊本駅前から益城熊本空港ICまでが遠すぎです・・・。
乗車記録
乗車日:2021年2月
運行会社:九州産交バス
乗車区間:JR熊本駅前【11:59】⇒西鉄天神高速バスターミナル【14:29】
運行車両:2018年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:10A【座席定員制】
乗車券:大人片道運賃 ¥2,280
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