九州産交バスの「なんぷう号」の乗車記です。宮崎駅から熊本桜町バスターミナルまでノンストップ便を利用しました。「なんぷう号」は1981年に開設された歴史のある路線で、宮崎と熊本をダイレクトに結んでいる唯一の交通機関です。3列シートで運行される「なんぷう号」はグレードの高い車内設備と利便性で多くの乗客から支持されています。
旅の始まりは宮崎駅
宮崎駅の高速バス乗り場はJR宮崎駅西口に隣接しており、宮崎駅バスセンターが併設され、乗車券の発券や高速バスの待合室もあります。乗り場の近くにはローソンや2020年11月に開業した商業施設、「アミュプラザみやざき」があるので、食事やお土産選びをゆっくりと楽しめます。


「なんぷう号」はB乗り場から乗車します。

なんぷう号の気になる車両は?
今回利用した「なんぷう号」の運行車両は1997年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロバスでした。20年以上前の車両ですが、とても綺麗に維持されています。九州産交バスのカラーリングは通称「サンライズカラー」と言われ、高速バス共通のデザインのようです。


なんぷう号の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は9Aです。「なんぷう号」の座席はドア側が縦10列、運転席側が縦8列の1列+2列の3列シートで車内中央部分に化粧室があります。それぞれの座席の幅が広く、快適に寛げます。


座席はブラウンをベースとした幾何学模様で、シックで高級感のあるデザインです。木目調の床との相性も良く、車内は高級感のあるラウンジのようでした。


座席をフルリクライニングさせてみました。

座席のシートピッチはゆっくりと足を伸ばせるぐらいに広く、フットレストがありました。


座席にはシートテーブルとドリンクホルダーがあり、軽食やタブレット置きとして便利でした。

コンセントもありました。

運転席側の車内中央部に化粧室があります。

夕暮れの車窓を楽しみながらのバス旅
15:05に宮崎駅を出発した「なんぷう号」は大淀川を渡り、宮交シティを目指します。



宮交シティで乗客を乗せた「なんぷう号」は宮崎ICから宮崎自動車に入り、熊本へと豪快にスピードを上げます。

15:54に都城北で乗客を乗せた「なんぷう号」は霧島SAで最初の休憩を取ります。



霧島SAで休憩後、小林ICに停車し、えびのジャンクションから九州自動車道に合流します。


16:44にえびのIC、17:03に人吉インターで乗客を乗せた「なんぷう号」は夕暮れ時の山間を豪快に走り、2回目の休憩場所である宮原SAを目指します。



宮原SAで15分程休憩します。

宮原SAで休憩後、「なんぷう号」はすっかり暗くなった九州自動車道を走り、益城熊本空港ICで降ります。高速を降りた「なんぷう号」は帰宅ラッシュの渋滞で遅れながら、熊本市内の停留所に停車し、定刻よりも20分程遅れた19時に熊本桜町バスターミナルに到着しました。


まとめ
九州産交バスの高速バス、「なんぷう号」のノンストップ便を宮崎駅から熊本桜町バスターミナルまで利用しました。1997年式のエアロバスでの運行で、大迫力のエンジン音を楽しみながらのバス旅でした。宮崎から熊本まで約4時間のバス旅でしたが、1列+2列の3列シートは快適で、ゆっくりと夕暮れの車窓を楽しめました。
乗車データ
乗車日:2020年11月
運行会社:九州産交バス
乗車区間:宮崎駅【15:05】⇒熊本桜町バスターミナル【19:00】
運行車両:1997年式 三菱ふそうトラック・バス エアロバス
乗車座席:9A【座席指定制】
乗車券:SUNQパス全九州+下関利用 大人片道運賃 ¥4,720
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