西鉄の高速バス「フェニックス号」、宮崎駅行きの乗車記です。西鉄天神高速バスターミナルから宮崎駅まで利用しました。「フェニックス号」は福岡と宮崎を結ぶ大動脈として30年以上運行されており、利用者から支持されている路線です。現在、「フェニックス号」はノンストップ系統の「スーパーフェニックス」と各停便の2系統が運行されてりますが、今回はノンストップ系統の「スーパーフェニックス号」を利用しました。
フェニックス号の運行会社と座席の種類
フェニックス号は西鉄バス・産交バス・宮崎交通・JR九州バスの4社による共同運行で、座席の種類も運行会社によって異なります。4列シートでの運行は西鉄バスとJR九州バス。1+2列の3列シートと4列シートのセレクトシートでの運行は西鉄バスと宮崎交通。そして1+2列の3列シートと独立3列シートでの運行は産交バスと宮崎交通です。予約の際には気をつけましょう。
旅の始まりは西鉄天神高速バスターミナル
西鉄天神高速バスターミナルは九州を代表とするバスターミナルです。2015年にリニューアルされたバスターミナルは洗練されたお洒落な空間で、綺麗な待合室で快適にバスを待てます。バスターミナル内にはスターバックスやローソンがあり、女性用のパウダールームやフィッティングルームもあります。
宮崎行き「フェニックス号」は6番乗り場から乗車します。
フェニックス号の気になる車両は？
今回利用した「フェニックス号」の運行車両は2019年式のいすゞのガーラでした。令和顔で固定窓のエアロエースを期待してたので、少し残念でした。
フェニックス号の気になる座席や車内設備は？
今回利用した座席は8Aです。「フェニックス号」の座席はドア側が縦9列、運転席側が縦10列の2列＋2列の4列シートで、車内後部に化粧室があります。「フェニックス号」は便によっては1列＋2列の3列シートや3列独立シートで運行されています。西鉄バス運行の「フェニックス号」も以前までは全便3列シートでしたので、サービスレベルは少し低下した印象です。
座席は明るい色のストライプ柄が入ったブラウンで、落ち着いた印象です。木目調の床との相性も抜群でした。
座席にはテーブルがある反面ドリンクホルダーがなく不便でした。アームレストもあり、シートピッチはゆったりとしており、4時間半以上のバス旅も快適です。
各座席にはUSBポートがあり、無料Wi-Fiも利用できます。
車内後部には化粧室があり、長旅でも安心です。
宮崎まで4時間半以上のバス旅
7:47に西鉄天神高速バスターミナルを出発した「フェニックス号」は渡辺通りと住吉通りを経由して博多バスターミナルを目指します。
博多バスターミナルと呉服町で乗客を乗せた「フェニックス号」は千代ランプから宮崎に向けて福岡都市高速を軽快に駆け抜けます。
大宰府ICから九州自動車道に合流し、一路宮崎に向けて快適なバス旅の始まりです。
長閑な田園風景や穏やかな流れの川の景色を車窓から楽しみながら、最初の休憩地の宮原SAを目指します。
宮原SAでの休憩後は標高の高い山間を走り、10:42に人吉インターに停車後、えびのジャンクションから宮崎自動車に入ります。
宮崎側の最初の停留所である小林インターに11:11に到着後、霧島SAで休憩します。霧島SAからの景色は必見ですよ。
都城辺りを走行中に豪雨に襲われましたが、宮崎ICで宮崎自動車を降りた時には天気も回復していました。
宮崎ICを降りた「フェニックス号」は220号を走り、宮交シティに12:24に停車後、終点の宮崎駅には定刻の12:32に到着しました。
まとめ
西鉄の高速バス、「フェニックス号」を西鉄天神高速バスターミナルから宮崎駅まで利用しました。福岡から宮崎まで4時間半以上のバス旅でしたが、運行車両も新しくて快適なバス旅でした。車窓から自然豊かな九州の景色を満喫できる点もお勧めのポイントです。唯一残念な点は4列シートでの運行便が増え、サービスレベルが少し下がり気味な点です。「フェニックス号」は所要時間が4時間半以上なので、もう少し快適性が向上することを望みます。
乗車データ
乗車日：2020年9月
運行会社：西鉄バス
乗車区間：西鉄天神高速バスターミナル【7:47】⇒宮崎駅【12:32】
運行車両：2019年式 いすゞ ガーラ
乗車座席：8A【座席指定制】
乗車券：39(サンキュー)運賃￥3,970 大人片道運賃 ¥4,710
関連記
youtu.be
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
