九州産交バスの「りんどう号」の乗車記です。熊本駅前から長崎駅前まで利用しました。「りんどう号」は1989年に九州産交バスと長崎県営バスの共同運行により開設された路線で、熊本と長崎を直接結ぶ唯一の交通機関です。リーズナブルな運賃と乗り換えせずに移動できる点で、「りんどう号」は人気の路線です。
旅の始まりは熊本駅前
熊本駅前の高速バスのバス停はJR熊本駅から徒歩3分程の場所にあります。高速バスの熊本駅前バス停はザ・ニューホテル熊本の目の前にあるので、ホテルを目安にしましょう。なお、飲食物やお土産の購入はJR熊本駅構内の商業施設を利用します。
「りんどう号」は1番乗り場から乗車します。
りんどう号の気になる車両は?
今回利用した「りんどう号」の運行車両は2006年式の日野のセレガでした。九州産交バスのカラーリングは通称「サンライズカラー」と言われ、高速バス共通のデザインです。シンプルだけど、4色のラインが強調された力強いデザインです。
りんどう号の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は9Aです。「りんどう号」の座席はドア側が縦9列、運転席側が縦10列の2列+2列の4列シートで車内後部に化粧室があります。「りんどう号」は所要時間が4時間の路線ですので、3列シートでの運行を望みたいですね。
座席はブルーをベースにしたデザインで明るくてポップな印象でした。先日利用した「なんぷう号」のシックなデザインとは違って、高速バスらしい座席のデザインです。シートカバーも座席の色に合わせ、ブルーを使っています。
座席をフルリクライニングさせてみました。
座席のシートピッチはゆっくりと足を伸ばせるぐらいに広かったです。また、運転席側の座席のシートピッチが広く感じました。フットレストは装備されていましたが、アームレストない点が残念でした。
座席にはドリンクホルダーがありましたが、コンセントがなかったです。4時間の路線なので、コンセントかUSBポートは必要に感じました。
車内後部には化粧室があります。
長崎までのんびり、まったり高速バスの旅
7:28に熊本駅前を出発した「りんどう号」は熊本桜町バスターミナルを経由して、益城熊本空港ICを目指します。
熊本市内各バス停に乗客停車し、益城熊本空港ICから九州自動車道に入ります。
九州自動車道上のバス停、武蔵ケ丘、西合志、植木IC、そして菊水ICで乗客停車し、最初の休憩地である広川SAで15分程休憩します。
広川SAでの休憩後、「りんどう号」は鳥栖ジャンクションから長崎自動車に合流し、多久西PAを目指します。
長崎自動車を走り始めると、天気も少しずつ悪くなっていきます。
多久西PAで15分の休憩後、「りんどう号」は長崎を目指してラストスパートです。
長崎自動車上のバス停、松原、大村IC、大村木場、諫早ICに停車し、長崎多良見ICから長崎バイパスを走り、昭和町に停車します。
昭和町に停車後、「りんどう号」は10分程走り、終点の長崎駅前に定刻通り到着しました。
まとめ
九州産交バスの高速バス、「りんどう号」を熊本駅前から長崎駅前まで利用しました。速達性では九州新幹線を新鳥栖で特急かもめに乗り換えるほうが便利ですが、リーズナブルな運賃とバス停の多さで、「りんどう号」は競争力のある路線だと感じました。長崎までゆっくりと車窓を楽しみながらの快適な4時間のバス旅でした。
乗車データ
乗車日:2020年11月
運行会社:九州産交バス
乗車区間:熊本駅前【7:28】⇒長崎駅前【11:25】
運行車両:2006年式 日野 セレガ
乗車座席:9A【座席指定制】
乗車券:SUNQパス全九州+下関利用 大人片道運賃 ¥3,770
関連記事
youtu.be
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com