西鉄の高速バス「ひのくに号」の乗車記です。西鉄天神高速バスターミナルから終点のJR熊本駅前まで利用しました。「ひのくに号」は1962年に特急バスとして運行を開始した九州でも歴史のある路線で、時間帯によっては10分おきに便が設定されており、人気の路線です。今回は早朝に出発する西鉄バスの運行便を利用しました。
旅の始まりは西鉄天神高速バスターミナル
西鉄天神高速バスターミナルは九州を代表とするバスターミナルで、九州の主要都市やや本州の都市に数多くの路線が発着しています。2015年にリニューアルされたバスターミナルは洗練されたお洒落な空間で、綺麗な待合室で快適にバスを待てます。バスターミナル内にはスターバックスやローソンがあり、女性用のパウダールームやフィッティングルームもあります。
「ひのくに号」は3番乗り場から乗車します。
西鉄バスの「ひのくに号」の気になる車両は?
今回利用した西鉄バスの「ひのくに号」の運行車両は2017年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースです。西鉄高速バスのカラーリングは2018年から採用された「ハーモニー」で、九州各県を結ぶ高速バスのイメージを優しく表現しています。今後は九州島内の路線は「ハーモニー」に統一されるそうです。
西鉄バスの「ひのくに号」の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は9Aです。「ひのくに号」の座席はドア側が縦9列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで車内後部に化粧室があります。前回利用した九州産交バスの「ひのくに号」は定員重視の座席数でしたが、西鉄バスは他の路線と共通仕様のようです。
座席は濃いグレーのストライプ柄で、落ち着いた印象のデザインです。フローリング調の床とのバランスも良く、快適に寛げます。西鉄バスの座席のデザインはシンプルで清潔感もあり、個人的に好きです。
座席のシートピッチはゆったりとしていますが、フットレストはありません。前回利用した九州産交バスの運行便よりも快適です。
各座席にはドリンクホルダーがあり、とても便利です。
各座席にはコンセントが完備されており、無料でWi-Fiも利用できます。
車内後部には化粧室があります。
熊本市内の通勤渋滞で遅れた「ひのくに号」の旅
6:10に西鉄天神高速バスターミナルを出発した「ひのくに号」は渡辺通りと住吉通りを経由し、6:28に博多バスターミナル に停車します。通勤で利用される乗客も多かったです。
大博通りと明治通りを走ります。
福岡都市高速の千代ランプから高速道路の旅が始まります。
福岡空港国際線ターミナルでまた海外の飛行機を見たいですね。
大宰府ICから九州自動車道に合流し、一路熊本を目指し、南下します。
鳥栖ジャンクションを越えると、長閑な田園風景が広がります。
九州自動車道上にある西合志と武蔵ケ丘に到着します。両バス停で乗車してくる方も多く、「ひのくに号」は熊本市内への通勤手段としても定着しているようです。
益城熊本空港ICで九州自動車道から一般道に合流します。
定刻通りに走っていた「ひのくに号」は熊本市内の渋滞に巻き込まれ、熊本桜町バスターミナルに50分程遅れて到着し、終点のJR熊本駅前に到着しました。
まとめ
西鉄バスの高速バス、「ひのくに号」を西鉄天神高速バスターミナルからJR熊本駅前まで利用しました。早朝に福岡を出発する「ひのくに号」は熊本までの通勤に利用される方も多く、多くの固定客に支持されている路線だと実感しました。それと同時に益城熊本空港ICからの渋滞が酷く、九州新幹線のほうが圧倒的に便利であると感じました。個人的には九州新幹線のつばめがお薦めかな。
乗車記録
乗車日:2021年4月
運行会社:西鉄バス
乗車区間:西鉄天神高速バスターミナル【6:10】⇒JR熊本駅前【8:31】
運行車両:2017年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:9A【座席定員制】
乗車券:大人片道運賃 ¥2,280
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