熊本フェリーの乗船記です。今回は熊本港から島原港までスペシャルシートを利用しました。熊本港と島原港の移動はフェリーが便利で、熊本フェリーと九商フェリーがそれぞれ運航しています。今回は熊本港と島原港を約30分で結んでいる熊本フェリーの日本でも珍しい高速カーフェリー「オーシャンアロー」で、優雅な船旅を楽しみました。
旅の始まりは熊本港フェリーターミナル
熊本港フェリーターミナルは島原港行きのフェリーが発着するフェリーターミナルです。熊本港フェリーターミナルへは熊本桜町バスターミナルや熊本駅前から産交バスの路線があり、熊本駅前から約30分でアクセスでき、料金は490円です。運行本数が少ないので、注意しましょう。
熊本港フェリーターミナル行きの産交バスを熊本駅前バス停の5番のりばから乗車します。
熊本港フェリーターミナルです。想像以上に大きなフェリーターミナルで、びっくりしました。
1階の待合室です。個人的にはこの場所でフェリーを待つのがお薦めかな。
1階に熊本フェリーと九商フェリーのきっぷ売り場があります。
きっぷ売り場の向かい側にはお土産屋さんとレストランの「港カフェ」があります。レストランで食事しながらフェリーを待つのもいいかもです。
2階の待合室です。この雰囲気がなかなか素敵でした。
乗船口です。工事中でしたが、2階から乗船します。
熊本フェリーのオーシャンアロー
今回は「オーシャンアロー」という愛称を持つフェリーを利用しました。熊本フェリーの「オーシャンアロー」は1998年に就航し、1隻で熊本港と島原港を往復しています。「オーシャンアロー」のデビューにより、所要時間は従来のフェリーの半分である30分で結ぶことになりました。ちなみに旅客定員は430人で、乗用車が51台です。
従来のフェリーとは違い、豪華なヨットのようなきれいなデザインです。
有明海をイメージした青色のラインが躍動感があり、素敵なデザインのフェリーです。航海速度は30ノットです。
気になるオーシャンアローのスペシャルシート
今回は船内前方にあるスペシャルシートを利用し、優雅にオーシャンアローの船旅を楽しみました。スペシャルシートを利用する際は乗船後、カウンターバーで別途400円でチケットを購入します。ワンドリンク付きなので、お薦めです。ちなみに景色を楽しみたいなら普通席がお薦めですよ。
2人掛けのゆったりとした座席が配置されています。グレーのレザーシートは座り心地も良くて、ゆっくりと船旅を楽しめます。オットマンがある点も嬉しいですね。
リクライニングもしっかりと倒れます。
気になるオーシャンアローの普通席
オーシャンアローの普通席はオーストラリア製の特注シートでシートピッチもゆったりとしています。自由席なので、窓側の座席に座り、有明海の景色を楽しむのがお勧めです。なお、船内上層階はソファを配置し、ラウンジのような優雅な空間です。
オーシャンアローの船内をご紹介
オーシャンアローの船内を簡単に紹介します。船内にはバーカウンターがあり、飲み物や食べ物を購入できます。
バーカウンターの横にはカフェスペースがあり、コーヒーを飲みながら船旅を楽しめます。
客室中央にはウェルカムステップがあります。近距離フェリーだと思えない程に豪華な空間です。
オーシャンアローのオープンデッキ
有明海や雲仙普賢岳の景色を楽しむならオーシャンアローのデッキスペースがお勧めです。11月から4月まではかもめと触れ合えることも出来るそうです。デッキスペースには椅子があるのですが、数が少ないです。
デッキスペースは広いので、ゆっくりと有明海の景色を眺めれます。
まとめ
熊本フェリーの高速カーフェリー、「オーシャンアロー」のスペシャルシートで熊本港から島原港まで優雅なフェリー旅を楽しみました。従来のフェリーの半分の時間で両港を結ぶ「オーシャンアロー」は優雅な船旅を楽しめる、日本でも珍しい高速カーフェリーでした。有明海や雲仙普賢岳の景色を楽しむなら普通席とデッキスペースで満喫できますよ。
乗船データ
乗車日:2021年4月
運行会社:熊本フェリー
乗船区間:熊本港⇒島原港
フェリー:IHI 1998年式 オーシャンアロー
乗車券: 大人片道運賃 ¥1,100 スペシャルシート ¥400
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