ユタカ交通が運行する高速バス、ユタカライナーの乗車記です。今回はHEARTSバスステーション博多から長崎駅まで利用しました。ユタカライナーの福岡長崎線は2019年7月に開業した路線ですが、残念なことに2021年8月に全便運休になりました。九州急行バスの「九州号」やJR九州の特急かもめの競合相手がいなくなるのはとても残念です。
旅の始まりはHEARTSバスステーション博多
今回の旅の始まりはHEARTSバスステーション博多です。博多駅のバスターミナルは博多バスターミナルが有名ですが、「九州号」のライバルであるユタカライナーが使用できる訳もなく・・・。HERATSバスステーション博多は博多駅から歩道橋を使い徒歩5分程です。
HEARTSバスステーション博多は博多バスターミナルと比べてシンプルでモダンなデザインで、カフェのような空間です。バスステーション内にはカフェ&バー、日帰り入浴施設、そしてカプセルホテルが併設されており、とても便利です。
インフォメーションカウンターがあるますが、発着する路線が少ないため使用されていません。
バスステーション内にはショップもあり、お土産や軽食を購入できます。
ユタカライナーの気になる車両は?
今回利用するユタカライナーの運行車両は2019年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースです。2019年モデルとして発表されたエアロエースは新デザインの「ふそうブラックベルト」が採用され、よりシャープできりっとした印象です。ちなみにユタカライナーを利用するには4回目ですが、毎回同じ車両に当たります・・・。
ユタカライナーのカラーリングは花柄のデザインが優しい雰囲気です。直線を多用している「九州号」とはデザインのアプローチが異なります。
ユタカライナーの座席やコンセント等の車内設備は?
今回利用した座席は9Dです。ユタカライナーの座席はドア側が縦9列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで、車内後部にトイレがあります。ユタカライナーの座席のデザインは車両によって色が違うようです。僕は毎回同じ車両に当たるので、黒色をベースに赤色とグレーのラインが入ったデザインです。
座席のシートピッチは中距離路線としては標準的な広さです。なお、フットレストはありません。
座席の間にはアームレストがあります。
各座席にはドリンクホルダーと袋をかけるフックがあります。
各座席にはコンセントが完備されています。なお、Wi-Fiはありません。
車内後部には化粧室があります。
HEARTSバスステーション博多から長崎駅までノンストップなバス旅
9:45にHEARTSバスステーション博多を出発します。ユタカライナーは天神を経由せずに長崎駅を目指します。窓側の座席が埋まるほどの乗車率でした。
筑紫通りときよみ通り走り、福岡都市高速の半道橋ランプから福岡都市高速を走ります。長崎側からのユタカライナーとすれ違います。
太宰府インターから九州自動車道を走り、鳥栖ジャンクションから長崎自動車道に合流します。
長崎自動車道でユタカライナーとすれ違います。ユタカライナーは長崎駅や佐世保駅を午前中に出発する便が多く設定されています。
大村湾の景色を満喫します。晴れてたら最高だったなぁ~。
西肥バスの長崎佐世保線とすれ違います。
大村ICバス停に停車します。ユタカライナーは他にも嬉野ICバス停と諫早ICバス停にも停車します。
長崎ICで長崎自動車道を降り、長崎出島道路を走り、長崎市中心部に入ります。
出島海岸通りを走り、ユタカライナーは終点の長崎駅に12:00に到着しました。
「九州号」の終点である長崎県営バスターミナルです。ユタカライナーのバス停のほうが長崎駅に近いです。
まとめ
ユタカ交通の高速バス、ユタカライナーをHEARTSバスステーション博多から長崎駅まで利用しました。ユタカライナーは天神を経由せずに博多駅を長崎駅を結ぶので、定時性も高く、所要時間が短い点も魅力的です。もちろんWeb割引運賃もお得で利用価値が高い路線です。残念ながらユタカライナーは8/23で全便運休になりましたが、また「九州号」のライバルとして運行を再開してほしい路線です。
乗車記録
乗車日:2021年3月
運行会社:ユタカ交通
乗車区間:HEARTSバスステーション博多駅【9:45】⇒長崎駅【12:00】
運行車両:2019年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:9D【自由席】
乗車券:大人片道運賃 ¥2,000 Web割引運賃 ¥1,600
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