大分バスの特急バス、「やまびこ号」の乗車記です。金池ターミナルから熊本桜町バスターミナルまで利用しました。大分から熊本まで高速道路を使わずに阿蘇を経由して両都市を結ぶ「やまびこ号」は車窓から雄大な景色を楽しめる素敵な特急バスです。
旅の始まりは金池ターミナル
今回の旅の始まりは大分駅から徒歩で10分ほどの場所にある金池ターミナルです。大分の高速バスや特急バスの主要なバス停は「中央通り」や「要町(大分駅高速バスのりば)」が便利が良く、おすすめです。
金池ターミナルです。大分バスの営業所も兼ねているようですね。
金池ターミナルからは多くの路線バスが発着しています。バスウォッチングにはお薦めの場所ですよ。
金池ターミナルはバス停とベンチがあるだけのシンプルなバス停です。最近はお洒落なバスターミナルが増えてきましたが、昔ながらのバス停は風情があって良いですな〜。
「やまびこ号」の予約方法・運賃
「やまびこ号」は予約定員制の特急バスで、事前に予約も可能ですし、空席があれば予約なしでも乗車できます。予約方法は窓口・電話予約、そしてハイウェイバスドットコムでWEB予約が可能です。運賃は下記のとおりです。(2022年6月現在)
- 大人片道→3,700円
- 4枚回数券→12,000円
大分バス、「やまびこ号」の気になる車両は?
今回利用した大分バスの「やまびこ号」の運行車両は2013年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースです。大分バスの高速バスのデザインと言えば、"EXPRESS OITA"カラーですが、今回は国道九四フェリーのラッピングバスでした。
国道九四フェリーで四国に行きたくなりますね!
大分バス、「やまびこ号」の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は9Aです。「やまびこ号」の座席はドア側が縦9列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで車内後部に化粧室があります。
座席は鮮やかな青色をベースに、大分の観光を代表とする名物や動物がデザインされています。高崎山のお猿さんに、椎茸やかぼす等が描かれており、とても可愛いデザインですね。
シートピッチは十分な広さで、足元にはフットレストが完備されています。
座席の間にはアームレストが完備されており、隣に乗客がいても窮屈感がなさそうです。乗車した便にはコンセントがありませんでしたが、一部便にはコンセントが完備されているようです。
車両後部にはトイレがあります。「やまびこ号」は長距離路線なので、トイレがあると安心ですね。
雄大な阿蘇の景色を楽しめる「やまびこ号」
10:29に金池ターミナルを出発した「やまびこ号」は要町(大分駅高速バスのりば)に停車します。
「やまびこ号」は米良バイパス、国道10号、国道57号を走り、熊本を目指します。
竹田温泉花水月に停車後は道の駅すごうで30分ほど休憩します。
30分も休憩があると、ご飯を食べたり、ゆっくりとできます。それにしても30分の休憩は長かった・・・。
時間を持て余したので、ゆっくりと撮影タイムです。
道の駅すごうを出発してしばらくすると、熊本県に入ります。この辺りから阿蘇の雄大な景色を楽しめます。
乗車日がたまたま阿蘇山が噴火した日だったので、阿蘇山を食い入るように見ました。噴煙がとにかく凄かった・・・。
国道57号復旧ルートからも阿蘇山の景色を満喫します。阿蘇山は本当に雄大な山ですね。
13:45に阿蘇くまもと空港に停車します。「やまびこ号」は区間利用も多く、空港へのリムジンバスの役割も担っているのですね。
阿蘇くまもと空港は2023年3月に新旅客ターミナルが開業するようで、大規模な工事中でした。
阿蘇くまもと空港を出発した「やまびこ号」は熊本市内のバス停に停車し、14:22に熊本桜町バスターミナルに到着しました。
まとめ
大分バスの特急バス、「やまびこ号」を金池ターミナルから熊本桜町バスターミナルまで利用しました。「やまびこ号」は高速道路を使用せずに県庁所在地を結ぶ九州では珍しい特急バスで、乗っておきたい路線です。また、阿蘇山の雄大な自然を楽しめる点も「やまびこ号」のおすすめポイントです。
乗車記録
乗車日:2021年10月
運行会社:大分バス
乗車区間:金池バスターミナル【10:29】⇒熊本桜町バスターミナル【14:22】
運行車両:2013年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:9A【予約定員制】
乗車券:大人片道運賃 ¥3,700
関連記事
youtu.be
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com
www.bran-travel.com