長崎県営バスの北九州行き高速バス、「出島号」の乗車記です。長崎駅前から高速基山まで利用しました。「出島号」は1990年に西鉄バスと長崎県営バスの共同運行により開設された路線で、2010年から長崎県営バスが単独運行しています。全便3列シートの運行で、両都市間を快適に移動できます。また、全国では珍しい公営バスによる高速バス路線です。
旅の始まりは長崎駅前
「出島号」はJR長崎駅の向かい側にある長崎県営バスターミナルから乗車します。JR長崎駅から5分程で、歩道橋を渡った場所に位置しています。バスターミナル内にはお土産屋や売店があります。
長崎県営バスターミナルは渋すぎるバスターミナルで、昭和時代にタイムスリップしたようなレトロな建物で、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
北九州行き「出島号」は6番乗り場から乗車します。
出島号の気になる車両は?
今回利用した「出島号」の運行車両は2010年式の三菱ふそうトラック・バスのエアロエースでした。3色の青と赤の直線的なラインが特徴的で、高速バスらしいデザインでした。最近は柔らかいカラーリングの高速バスが多いですが、直線的なラインを多用したデザインも素敵です。
出島号の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は10Aです。「出島号」の座席はドア側が縦10列、運転席側が縦8列の1列+2列の3列シートで車内中央部分に化粧室があります。それぞれの座席の幅が広く、快適に寛げます。
座席はブルーをベースにしたデザインで鮮やかで、華やかでした。高速バスの座席の王道デザインで、車内の雰囲気も明るく、高速バスの旅が楽しくなる座席です。シートカバーの「白色」は清潔感を演出しています。
座席のシートピッチはゆっくりと足を伸ばせるぐらいに広く、フットレストがありました。アームレストも嬉しいです。また、大きめのシートテーブルとドリンクホルダーがあり、とても便利でした。
座席にはコンセントも設置されています。
運転席側の車内中央部に化粧室があります。
「九州号」ではなく「出島号」で高速基山までのバス旅
長崎駅前を13:00に出発した「出島号」は昭和町で乗客停車した後、長崎バイパスを経由し、長崎多良見ICから長崎自動車道に入ります。
13:30に諌山ICに乗客停車後、長崎自動車道から遠くの大村湾の景色が車窓から見え始めます。
13:37に大村木場、13:40に大村ICに乗客停車した後は車窓から大村湾の素晴らしい景色を車窓から満喫します。
その後、「出島号」は休憩地の山浦PAを目指し、長崎自動車道を軽快に駆け抜けます。
山浦PAで10分程休憩します。
山浦PA休憩後、鳥栖ジャンクションから九州自動車道に合流し、高速基山に14:53に到着しました。
まとめ
長崎県営バスの高速バス、「出島号」を長崎駅前から高速基山まで利用しました。1列+2列の3列シートは座席もゆったりとしており、高速基山まで車窓から眺める大村湾の景色を眺めながら、2時間程のバス旅を楽しみました。全国でも珍しい公営バスによる高速バス、「出島号」はお勧めの路線です。
乗車データ
乗車日:2020年11月
運行会社:長崎県営バス
乗車区間:長崎駅前【13:00】⇒高速基山【14:53】
運行車両:2010年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:10A【座席指定制】
乗車券:SUNQパス全九州+下関利用 大人片道運賃 ¥2,620
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