西鉄の高速バス「ゆふいん号」、ノンストップ西鉄天神高速バスターミナル行きの乗車記です。由布院駅前バスセンターから博多バスターミナルまで利用しました。「ゆふいん号」は観光地として人気の湯布院と福岡を結んでおり、1年程前までは多くのインバウンドを中心とした観光客が利用する人気の路線でした。今回は湯布院を夕方に出発する便を利用しましたが、乗客も少なく快適なバス旅でした。
旅の始まりは由布院駅前バスセンター
由布院駅前バスセンターは由布院駅から徒歩で1分程の場所にあります。バスセンター周辺にはお土産屋やカフェやレストランがあるので、とても便利です。バスセンター内にはトイレと自動販売機があります。
ゆふいん号の気になる車両は?
今回利用した「ゆふいん号」の運行車両は2013年式のいすゞのガーラでした。いすゞガーラに「火の鳥」塗装のデザインはとても似合っていました。
ゆふいん号の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は7Aです。「ゆふいん号」の座席ドア側が縦9列、運転席側が縦11列の2列+2列の4列シートで、車内後部にトイレがあります。
座席はダークブランのシックで落ち着いたデザインで、木目調の床との相性は抜群でした。高級感を演出する王道の組み合わせで、居心地の良い車内空間でした。肉厚のシートで座り心地も良かったです。
シートピッチは広くて、足をゆっくりと伸ばすことが出来ます。
各座席にはコンセントがあり、フリーWi-Fiも利用できました。また、ドリンクホルダーと荷物をかけることができるフックがありました。
残念な点はアームレストがない点と補助席がある点です。西鉄高速バスの中距離路線は全て同じ仕様なのかな?
車窓からの景色を楽しみながらのバス旅
17:00に由布院駅前バスセンターを出発した「ゆふいん号」は湯布院ICから大分自動車道に入り、一路福岡を目指します。車窓からは九重の山々の雄大な景色を満喫できます。
玖珠川の穏やかな川を眺めながら、「ゆふいん号」は鳥栖ジャンクションを目指します。
鳥栖ジャンクションから九州自動車道に合流し、18:18に最初の停留所の「高速基山」に停車後、大宰府ICから福岡都市高速に入ります。
半道橋出口で福岡都市高速を降り、18:35に「福岡空港国際線ターミナル」に到着しました。その後、百年橋通りが渋滞しており、定刻から15分程遅れて19:10に博多バスターミナルに到着しました。
まとめ
西鉄の高速バス、「ゆふいん号」を由布院駅前バスセンターから博多バスターミナルまで利用しました。「ゆふいん号」のライバルとしてJR九州の特急「ゆふいんの森号」が有名ですが、充実した車内設備と運行本数の多さで「ゆふいん号」は支持を得ているようでした。今後も福岡と人気観光地の湯布院を結ぶ路線として、発展してほしいです。
乗車データ
乗車日:2020年9月
運行会社:西鉄バス
乗車区間:由布院駅前バスセンター【17:00】⇒博多バスターミナル【18:55】
運行車両:2013年式 いすゞガーラ
乗車座席:7A【座席指定制】
乗車券:「とりっぷきっぷ別府・ゆふいん」¥5,760 大人片道運賃 ¥2,930
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