こんにちは。bran-travelです。
JR九州バスの高速バス、「福岡・山口ライナー」の乗車記です。今回は博多バスターミナルから山口駅まで乗車しました。
残念なことに、JR九州バスは2023年5月末で、「福岡・山口ライナー」の運行から撤退し、2023年6月からは中国ジェイアールバスが単独運行しています。
普段はあまり惜別乗車はしないのですが、タイミング良く乗車する機会があったので、今回はその様子をお伝えします。
この記事はこのような方にオススメ☆
- 高速バス好きな方
- JR九州バスの高速バスに乗ってみたい方
- 福岡・山口ライナーについて知りたい方
- 福岡から山口駅まで格安で行きたい方
旅の始まりは博多バスターミナル
「福岡・山口ライナー」は博多バスターミナルが始発です。
その他の福岡側の乗車バス停は、TVQ前と、福岡天神です。個人的には、コンビニや飲食店の多い、博多バスターミナルからの乗車がオススメ。
博多バスターミナルは博多駅に隣接していて、便利な場所にあります。
高速バスは3Fの出発フロアから発車します。
山口駅行きの「福岡・山口ライナー」は35番のりばから。各乗り場にはベンチもあるので、座って待ちましょう。
本州・四国方面行きの路線は35番乗り場から乗車します。
他にも乗ってみたい路線がありますね、長門湯本温泉行きとか松江・出雲行きとか。
「福岡・山口ライナー」の予約方法と運賃
「福岡・山口ライナー」は座席指定制の高速バスで、事前に予約が必要です。予約方法は窓口・電話予約、そして発車オーライネットでWEB予約が可能です。
お得な早売0は乗車日当日までに購入すると割引になる、座席数限定の運賃です。
運賃は下記のとおりです。(2023年6月現在)
- 大人片道⇒3,000円
- 往復乗車券⇒5,400円
- 早売0⇒2,200円
JR九州バスの「福岡・山口ライナー」の気になる車両は?
今回、山口駅まで乗車したJR九州バスの「福岡・山口ライナー」は、2014年式のエアロエースです。
赤一色のカラーリングはシンプルで、存在感のある素敵なデザイン。
RED LINER HIGHWAYの文字が、とても誇らしい感じです。
JR九州バス「福岡・山口ライナー」の気になる座席や車内設備は?
「福岡・山口ライナー」の座席は乗車ドア側が縦9列、運転席側も縦11列の2列+2列の4列シート。
所要時間が4時間ほどの路線としては、標準的な座席かな?
座席はJR九州バスの高速バスと共通のデザインで、ブルーのシートモケットが鮮やかで、明るい雰囲気を演出。
シートカバーはJRバスのロゴ入りで、これがアクセントになっています。
足元の広さは、高速バスとしては標準的な広さ。
フットレストがないので、ゆっくりと足を伸ばせます。
座席の間には、アームレストを完備。
座席の前には、便利なフックとドリンクホルダーがあります。
各座席には充電用のコンセント。
無料のWi-Fiも利用できます。
頭上には読書灯と停車ボタンがあります。
車内最後部にはトイレがあります。高速バスのトイレは、あると安心ですね。
トイレは意外と広いのですが、頭上が狭いので、男性は特に注意しましょう。
小さいですが、洗面台があるのは嬉しいですね。
広すぎる山口を感じる、福岡・山口ライナーの旅
「福岡・山口ライナー」は9時30分に博多バスターミナルを出発。
山口駅までの所要時間は4時間5分です。
住吉通りを走り、那珂川を渡り、福岡天神に停車します。
JR九州バスの本州行きの路線が、天神を経由するって珍しい。
天神北ランプから福岡都市高速を福岡ICまで。
飛鳥Ⅱと博多ポートタワーのツーショットが良い感じ。
九州自動車道の古賀サービスエリアで1回目の休憩。
休憩後、車内でアブか蜂が飛んでいるのが分かり、直方パーキングエリアに臨時停車。
皆さんもこういう経験ありますか?
運転士さんと乗客が協力して対処し、改めて出発し、遠賀川を渡ります。
小倉東IC付近で、工事のため10分程渋滞に・・・。
関門海峡を渡り、本州にはいります。
「福岡・山口ライナー」の車窓の見どころは、やっぱり関門海峡。
山口県に入ると、普段見慣れていない車窓を楽しめます。
下関ジャンクションから山陽自動車道の宇部下関線。
周防灘パーキングエリアで2回目の休憩。
自動販売機とトイレだけの小さなパーキングエリア。
休憩中のJR九州バスの「福岡・山口ライナー」。
12時1分に山陽小野田市役所前に到着です。
この時点で山口県の広さを実感。
12時26分に宇部新川駅に到着。
乗った感想として、福岡と宇部新川駅はもう少し需要がありそうな感じもしましたけど・・・。
山口宇部道路・小郡道路を走り、新山口駅を目指します。
13時5分に新山口駅に到着。
新幹線、「のぞみ」だと博多駅から新山口駅まで34分で、片道運賃は5,170円。
運行本数の多さや速達性を考えると、新幹線を選びますね。
13時28分に湯田温泉通りに到着。
福岡から乗り換えなしで、お昼過ぎに到着するのは、とても便利ですね。
13時35分に終点の山口駅に到着。
山口駅まで約4時間の路線でしたが、山口県の広さを実感する、とても面白い路線でした。
快適な高速バスの旅を、ありがとうございます。そして、長い間の運行、お疲れ様でした。
まとめ
JR九州バスの高速バス、「福岡・山口ライナー」の惜別乗車を博多バスターミナルから山口駅まで楽しみました。
JR九州バスの撤退は残念ですが、中国ジェイアールバスが1日1往復運行しているので、興味のある方は、ぜひ利用してみてください。
乗車記録
乗車日:2023年5月
運行会社:JR九州バス
乗車区間:博多バスターミナル【9:30】⇒山口駅【13:35】
運行車両:2014年式 三菱ふそうトラック・バス エアロエース
乗車座席:9A【座席指定制】
乗車券:大人片道運賃 ¥3,200
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