防長バスが単独で運行する高速バス、「福岡・防府・周南ライナー」の乗車記です。下松市役所前から博多バスターミナルまで利用しました。「福岡・防府・周南ライナー」は防長バス、JR九州バス、そして中国JRバスの3社による共同運行で2003年に開業された路線です。現在では防長バスが単独で1日2往復して、福岡と山口の中部地方を結んでいます。
旅の始まりは下松市役所前から
下松市役所前のバス停は下松市役所から徒歩で1分程の場所にあります。バス停の周辺にはドラックストアのウォンツがあるので、飲食物はそちらで購入しましょう。また、バス停の近くの切戸川沿いに切戸川河川公園があるので、公園でゆっくりとバスを待つのも良いかもです。
下松市役所前のバス停です。完全に路線バスのバス停ですね。このバス停から高速バスが発車するとは思えないです。


切戸川河川公園でまったりと過ごしながら、バスの出発を待つのも良いですね。

防長バスの「福岡・防府・周南ライナー」の気になる車両は?
今回利用した「福岡・防府・周南ライナー」の運行車両は2010年式の日野のセレガです。この車両は近鉄バスから移籍してきたバスで、カラーリングも近鉄バス時代のデザインをそのまま採用しています。防長バスの高速バスのカラーリングも福岡で見てみたいです。

ロゴがない以外は近鉄バス時代のカラーリングと本当に同じですね。


防長バスの「福岡・防府・周南ライナー」の気になる座席や車内設備は?
防長バスの「福岡・防府・周南ライナー」の座席はドア側と中央列が縦10列、運転席側が縦8列の1列+1列+1列の独立3列シートで車内中央部分に化粧室があります。元夜行路線用の車両で、快適に寛げる車両です。ちなみに乗車ドア側と中央列の間の通路幅が狭いので、荷物が多い場合は運転席側のC列がお勧めです。

今回利用した座席は9Aです。鮮やかな青色をベースにした座席は明るい雰囲気で、高速バスの王道のデザインです。座り心地も良かったです。

元夜行路線用の車両なので、リクライニングもしっかりと倒れます。

座席足元には足置き台とレッグレストが装備されシートピッチも広く、ゆっくりと足を伸ばすことが出来ます。

各座席のアームレストにはテーブルが収納されています。

各座席にはコンセントが完備されています。

各座席にはドリンクホルダーと荷物をかけるフックがあります。


運転席側の車内中央部に化粧室があります。長旅には嬉しい設備です。


元夜行路線用の高速バスで福岡まで快適なバスの旅
9:01に下松市役所前を出発した、「福岡・防府・周南ライナー」はゆめタウン下松西に停車します。

9:30に徳山駅前に停車します。徳山駅を出発した後は周南市の工場の景色を楽しめます。


道の駅ソレーネ周南で休憩します。

10:39に防府駅、11:29に美祢インターに停車後。美祢インターから中国自動車道に合流します。


関門海峡を渡り、吉志PAで休憩します。


九州自動車道を走り、福岡インターから福岡都市高速に合流します。


福岡都市高速を呉服町ランプで降り、大博通りを経由して13:33に博多バスターミナルに到着しました。下松市役所前から4時間32分の高速バスの旅で、乗りごたえがありました。

まとめ
防長バスの高速バス、「福岡・防府・周南ライナー」を下松市役所前から博多バスターミナルまで利用しました。「福岡・防府・周南ライナー」は¥2,000からの運賃と元夜行路線用の豪華な設備で快適なバス旅を楽しめます。山口県の中部地方と福岡は新幹線が速くて便利ですし、格安切符の「バリ得こだま・ひかり」がお得ですが、豪華な車内設備の「福岡・防府・周南ライナー」も魅力的な選択肢です。
乗車記録
乗車日:2021年4月
運行会社:防長バス
乗車区間:下松市役所前【9:01】⇒博多バスターミナル【13:33】
運行車両:2010年式 日野 セレガ
乗車座席:9A【座席指定制】
乗車券:大人片道運賃 ¥2,000
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