長崎バスの大分行き高速バス、「サンライト号」の乗車記です。長崎駅前から大分新川まで利用しました。「サンライト号」は1993年に開業した長崎と大分を直接結ぶ唯一の交通機関で、長崎県営バス・長崎バス・大分交通・大分バスの4社で共同運行されています。今回は長崎バスの夜行路線用に投入された車両で運行される便に乗車し、快適なバスの旅を楽しみました。
旅の始まりは長崎駅前
「サンライト号」はJR長崎駅の向かい側にある長崎県営バスターミナルから出発します。JR長崎駅から徒歩5分程で、歩道橋を渡った場所に位置しています。バスターミナル内にはお土産屋や売店があります。
長崎県営バスターミナルは渋すぎるバスターミナルです。昭和時代にタイムスリップしたようなレトロな建物で、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。バスターミナルからは高速バスや長崎空港行きのリムジンバスが発車します。
大分行き「サンライト号」は6番乗り場から発車します。
サンライト号の気になる車両は?
今回利用した「サンライト号」の運行車両は2017年式のいすゞのガーラでした。この車両は本州行きの夜行高速バス用に投入され、2018年に長崎バスの路線撤退後は「サンライト号」の専用車として活躍しています。
水色と赤色の2色のラインがシンプルですが、爽やかで明るく、存在感のあるデザインです。
サンライト号の気になる座席や車内設備は?
今回利用した座席は9Aです。「サンライト号」の座席はドア側と中央列が縦10列、運転席側が縦8列の1列+1列+1列の独立3列シートで車内中央部分に化粧室があります。乗車ドア側と中央列の間の通路幅が狭いので、運転席側のC列がお勧めです。長崎バス運行便の「サンライト号」は元夜行路線用の車両で運行され、豪華で快適です。
座席のデザインは九州急行バスの「九州号」と同じグレーとブラックのコンビでシックな印象で、通路との相性も良かったです。夜行路線仕様の座席には可動式枕が装備されており、快適に移動できます。
座席をフルリクライニングさせてみました。
座席には足置き台とレッグレストが装備され、ゆっくりと足を伸ばすことが出来ます。
座席にはテーブルとドリンクホルダーがあり、便利です。
各座席にはコンセントが設置されています。
運転席側の車内中央部に化粧室があります。
九州を西から東へ横断するバス旅
長崎駅前を9:00に出発した「サンライト号」は昭和町で乗客停車した後、長崎バイパスを経由し、長崎多良見ICから長崎自動車道に入ります。
9:30に諌山ICに乗客停車後、長崎自動車道から遠くの大村湾の景色が車窓から見え始めます。
9:37に大村木場、9:40に大村ICに乗客停車した後は大村湾の素晴らしい景色が眼下に広がります。
大村湾の穏やかな海を車窓から満喫し、「サンライト号」は最初の休憩地の多久西PAを目指します。
多久西PAでの休憩後、「サンライト号」は鳥栖ジャンクションから大分自動車道に入り、一路大分を目指します。
大分自動車道を杷木ICで一旦降り、杷木に停車します。
長閑な風景を満喫しながら、「サンライト号」は2回目の休憩地である水分PAを目指します。
水分PAでの2回目の休憩です。
水分PAでの休憩後、「サンライト号」は大分に向けてラストスパートです。湯布院ICから別府ICまでは景色が綺麗で、別府湾が眼下に広がります。
別府ICで高速道路の旅を終え、別府北浜に停車します。
別府湾の穏やかな景色楽しみながら「サンライト号」は別大国道を走り、定刻よりも10分程遅れて終点の大分新川に到着しました。
まとめ
長崎バスの大分行き高速バス、「サンライト号」を長崎駅前から大分新川まで利用しました。長崎から大分まで4時間半程のバス旅でしたが、夜行路線用に投入された車両と座席で快適に過ごせました。「サンライト号」は大村湾と別府湾の穏やかな海や由布院盆地の綺麗な景色を車窓から楽しめる、満足度の高い路線でした。
乗車データ
乗車日:2020年11月
運行会社:長崎バス
乗車区間:長崎駅前【9:00】⇒大分新川【13:27】
運行車両:2017年式 いすゞ ガーラ
乗車座席:9A【座席指定制】
乗車券:SUNQパス全九州+下関利用 大人片道運賃 ¥4,720
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