JR九州のBEC819系、「DENCHA」の乗車記です。JR香椎駅からJR西戸崎駅まで利用しました。BEC819系は架線式蓄電池電車で2016年に筑豊本線に投入され、2019年から香椎線にも導入された気動車に替わる新しい時代の電車です。水戸岡デザインのBEC819系でのんびりとローカル線の旅を楽しみました。
旅の始まりはJR香椎駅
今回の旅の始まりはJR香椎駅です。JR香椎駅は鹿児島本線と香椎線が乗り入れており、普通、快速列車、そして一部の特急ソニックが停車します。また、駅ビルに商業施設の「えきマチ1丁目香椎」が入居しており、ミスタードーナツ等の飲食店やファミリーマートの店舗も充実しています。



1番ホームは小倉方面行きが停車します。

跨線橋を渡り、西戸崎行きが発車する4番ホームに行きます。


BEC819系、「DENCHA」
BEC819系、「DENCHA」はJR九州の車両のデザインで有名な水戸岡氏が担当し、環境を意識した淡い青色でデザインされています。ベースの白色と淡い青色の相性がとても良く、博多湾を縫うように走る香椎線にはぴったりのデザインです。


BEC819系、「DENCHA」は香椎駅でパンタグラフを使って電気を取り込み、バッテリーに蓄え、香椎線を走ります。ちなみに10分の急速充電でフル充電になるそうです。


BEC819系、「DENCHA」の気になる車内は?
BEC819系、「DENCHA」の車内は水戸岡ワールドが全開です。ローカル線に投入される電車としては豪華すぎる車内で、移動の日常に華を添えてくれます。座席はロングシートで、モケットの柄はブルー系の様々な柄がデザインされています。

花柄のデザインは高級感を感じられます。モケットのクッションも良く、座り心地も良かったです。

ドア横の2席にはヘッドレストが付いています。

BEC819系、「DENCHA」の床はQRコード柄で、所々に「DENCHA」のロゴが紛れ込んでいます。ちなみにQRコードを読み込むことは出来ません。

ドアの上部には「マルチサポートビジョン」を設置し、停車駅や乗換案内を表示しています。

トイレはとても綺麗で、スペースもゆったりとしています。


機器室側面にも「マルチサポートビジョン」が設置されており、停車駅の案内や電気の流れが表示されています。

ドアには特急「あそぼーい!」のマスコットキャラクター「くろちゃん」が優しく乗客を見守っています。


ドア付近もゆったりとしており、窓も多いので開放的な雰囲気です。

西戸崎までのんびりローカル線の旅
BEC819系、「DENCHA」は12:38にJR香椎駅を発車し、ゆっくりと西戸崎に向けて走り始めました。

博多に向けてラストスパートの特急ソニックとすれ違います。

鹿児島本線を跨いで、和白駅に停車します。


和白から奈多へ走る車窓から開発が著しいアイランドシティの風景を楽しみます。
![JR九州 BEC819系 DENCHA]](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/graham42/20210130/20210130163951.jpg)
JR奈多駅、JR雁ノ巣駅に停車後、BEC819系、「DENCHA」は「海の中道」と並走し、JR海ノ中道駅に停車します。


海ノ中道駅に停車後は博多湾沿いを少し走り、12:58に終点のJR西戸崎駅に到着しました。




まとめ
JR九州のBC819系、「DENCHA」をJR香椎駅からJR西戸崎駅まで利用しました。所要時間が20分程のローカル線でしたが、水戸岡ワールド全開のBC819系、「DENCHA」は単なる移動の時間を「楽しい時間」に感じれる素晴らしい電車でした。香椎線は博多湾の長閑な海の風景を車窓から楽しめるお勧めの路線です。
乗車データ
乗車日:2021年1月
乗車区間:JR香椎駅【12:38】⇒JR西戸崎駅【12:58】
乗車座席:自由席
乗車券:280円
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